戦友歌詞森繁久彌ふりがな付

よみ：せんゆう

戦友歌詞

森繁久彌: 2001.1.1 リリース
作詞: 真下飛泉
作曲: 三善和気

#演歌・歌謡 #紅白歌合戦(昭和39年第15回)

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友情感動恋愛元気結果

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ここは御国おくにを何百里なんびゃくり
離はなれて遠とおき満洲まんしゅうの
赤あかい夕日ゆうひに照てらされて
友ともは野末のずえの石いしの下した

思おもえば悲かなし昨日きのうまで
真先まっさきかけて突進とっしんし
敵てきを散々懲さんざんこらしたる
勇士ゆうしはここに眠ねむれるか

ああ戦いくさの最中さなかに
隣となりに居おりし此この友ともの
俄にわかにはたと倒たおれしを
我われはおもわず駈かけ寄よりて

軍律ぐんりつきびしい中なかなれど
これが見捨みすてて置おかりょうか
「しっかりせよ」と抱だき起おこし
仮繃帯かりほうたいも弾丸だんがんの中なか

空むなしく冷ひえて魂たましいは
くにへ帰かえったポケットに
時計とけいばかりがコチコチと
動うごいて居いるも情じょうなや

思おもいもよらず我一人われひとり
不思議ふしぎに命いのちながらえて
赤あかい夕日ゆうひの満洲まんしゅうに
友ともの塚穴掘つかあなほろうとは

この歌詞へのご意見みんなのレビュー（1）

戦友 / 森繁久彌の歌詞へのレビュー

男性

馬骨

2022/04/26 14:20

軍歌であるが森繁節が似合う哀愁がある・・詩の中で特に・・ここはお国を何百里離れて遠き満州とか友が死に自分が生きながらえた、ある種の自責の念と・・詩情あふれる歌である・・弾丸の中での介抱の甲斐なく・・虚しく冷えて魂は、国に帰ったポケットに、時計ばかりがコチコチと動いているのも情けなや・・思わず涙が出てしまう・・人の心に傷を残す戦争のむなしさ、歌の広大さの裏腹にある哀しみ、余すところなく伝えている・・

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