蒼蓮花 歌詞 Royz ふりがな付

風かぜに揺ゆれていた 蓮はすの花はな
人ひとに問といかける
「ねぇ、光ひかりも闇やみも見みて疲つかれないの?」
月夜つきよに響ひびいた「そうかもね...」


「朽くちていくよ...」
木陰こかげに墜おちた
僕ぼくは太陽憎たいようにくんだ
「太陽たいよう(彼かれ)が狂くるうまで休やすんでいるから」
残のこり香かがただ虚むなしいだけ

零こぼれ墜おちた蒼蓮花あおれんげ
花はなの名めいも知しらぬのに
夜よるに揺ゆれた一輪いちりんの花はな
まるで子供こどもの玩具がんぐで

零こぼれ墜おちた蒼蓮花あおれんげ
今いまもまだ蒼あおく揺ゆれるその場所ばしょに
花はなを濡ぬらすこの雨あめは
空そらを架かける虹にじになる

零こぼれ墜おちた蒼蓮花あおれんげ
花はなの名めいも知しらぬのに
夜よるに揺ゆれた二輪にりんの花はな
まるで子供こどもの玩具がんぐで

紅べにに咲さいたあの花はなの花言葉はなことばは
「離はなれゆく愛あい」
だから蒼あおく咲さいた
二度にどと離はなれぬように
二度にどと戻もどらぬように、ずっと。

「いつか枯かれるけれど、
この唄うたが君きみの生いきる唄うたになりますように」