咲さき誇ほこれ常世とこよの華はなよ
眩まばゆきその光ひかり
君きみよ果はて無なく照てらそうぞ
行いく手阻てはばまれども
悉つぶさに語かたりしは
「曰いわく憑つき也なり」と
ぐさりと突つき刺ささる
一人ひとりぼっちの歔欷すすりなき
掌たなごころ小ちいさく
噺はなしは幼いとけなく
昔日せきじつに消きえてった
雅景色みやびげしき
暖あたたかさを教おしえられ
此処ここに生いきているから
二ふたつ番つがいの睦むつまじさを
愛あいし守まもり往いこう
咲さき誇ほこれ常世とこよの華はなよ
眩くるめきその光ひかり
君きみよ果はて無なく照てらそうぞ
行いく手阻てはばまれども
別わかれ惜おしむらくは
哀かなし宿命さだめだと
俯うつむき泣ないてしまう
誰だれが為たがためだと謂いうのだろう?
小箱こばこに閉とじ込こめた秘密ひみつは言いえずにし
幸しあわせを仰あおぎしは偶たまさかなり
暖あたたかさを教おしえられ
此処ここまで生いきてきたから
二ふたつ番つがいの睦むつまじさを
愛あいし守まもり抜ぬこう
いつかそう朽くち果はて消きえる
けれどそれでもいい
君きみが生いき僕ぼくが生いきた
証しょうをここに刻きざもう
咲さき誇ほこれ常世とこよの華はなよ
眩くるめきその光ひかり
君きみよ果はて無なく照てらそうぞ
行ゆく手て阻はばまれども
咲saきki誇hokoれre常世tokoyoのno華hanaよyo
眩mabayuきそのkisono光hikari
君kimiよyo果haてte無naくku照teらそうぞrasouzo
行iくku手阻tehabaまれどもmaredomo
悉tsubusaにni語kataりしはrishiha
「曰iwaくku憑tsuきki也nari」とto
ぐさりとgusarito突tsuきki刺saさるsaru
一人hitoriぼっちのbotchino歔欷susurinaきki
掌tanagokoro小chiiさくsaku
噺hanashiはha幼itokenaくku
昔日sekijitsuにni消kiえてったetetta
雅景色miyabigeshiki
暖atataかさをkasawo教oshiえられerare
此処kokoにni生iきているからkiteirukara
二futaつtsu番tsugaiのno睦mutsuまじさをmajisawo
愛aiしshi守mamoりri往iこうkou
咲saきki誇hokoれre常世tokoyoのno華hanaよyo
眩kurumeきそのkisono光hikari
君kimiよyo果haてte無naくku照teらそうぞrasouzo
行iくku手阻tehabaまれどもmaredomo
別wakaれre惜oしむらくはshimurakuha
哀kanaしshi宿命sadameだとdato
俯utsumuきki泣naいてしまうiteshimau
誰dareがga為tagatameだとdato謂iうのだろうunodarou?
小箱kobakoにni閉toじji込koめたmeta秘密himitsuはha言iえずにしezunishi
幸shiawaせをsewo仰aoぎしはgishiha偶tamasakaなりnari
暖atataかさをkasawo教oshiえられerare
此処kokoまでmade生iきてきたからkitekitakara
二futaつtsu番tsugaiのno睦mutsuまじさをmajisawo
愛aiしshi守mamoりri抜nuこうkou
いつかそうitsukasou朽kuちchi果haてte消kiえるeru
けれどそれでもいいkeredosoredemoii
君kimiがga生iきki僕bokuがga生iきたkita
証syouをここにwokokoni刻kizaもうmou
咲saきki誇hokoれre常世tokoyoのno華hanaよyo
眩kurumeきそのkisono光hikari
君kimiよyo果haてte無naくku照teらそうぞrasouzo
行yuくku手te阻habaまれどもmaredomo