若わかき葉末はずえには風かぜが立たち
森もりは翡翠ひすいの息いきを返かえす
雲くもの切きれ間まから注そそぐ
光ひかりに君きみを見初みそめん
碧あおき瞳ひとみのほほえむとき
そは鐘かねのひびき胸むねに打うつ
さしのべた腕うでに絡からむ
蔦つたの葉はに君きみを逃のがす
残のこる 香かおり
水面みなもをかけゆく恋こいの舟ふね
つかの間まの波なみに 揺ゆられ
やさしき幻影げんえい 心こころに映うつるその姿すがたよ
永遠えいえんなる君きみに 想おもいを捧ささげん
若わかき葉末はずえに風かぜは眠ねむり
森もりは密ひそやかに息いきを止やむ
抱だきしめた腕うでのなかで
静しずかに君きみは消きえゆく
月つきは 満みちて
黄金おうごんの羽根はねが舞まいおちる
我われはただひとり森もりに
祈いのりたまえや
若wakaきki葉末hazueにはniha風kazeがga立taちchi
森moriはha翡翠hisuiのno息ikiをwo返kaeすsu
雲kumoのno切kiれre間maからkara注sosoぐgu
光hikariにni君kimiをwo見初misoめんmen
碧aoきki瞳hitomiのほほえむときnohohoemutoki
そはsoha鐘kaneのひびきnohibiki胸muneにni打uつtsu
さしのべたsashinobeta腕udeにni絡karaむmu
蔦tsutaのno葉haにni君kimiをwo逃nogaすsu
残nokoるru 香kaoりri
水面minamoをかけゆくwokakeyuku恋koiのno舟fune
つかのtsukano間maのno波namiにni 揺yuられrare
やさしきyasashiki幻影genei 心kokoroにni映utsuるそのrusono姿sugataよyo
永遠eienなるnaru君kimiにni 想omoいをiwo捧sasaげんgen
若wakaきki葉末hazueにni風kazeはha眠nemuりri
森moriはha密hisoやかにyakani息ikiをwo止yaむmu
抱daきしめたkishimeta腕udeのなかでnonakade
静shizuかにkani君kimiはha消kiえゆくeyuku
月tsukiはha 満miちてchite
黄金ougonのno羽根haneがga舞maいおちるiochiru
我wareはただひとりhatadahitori森moriにni
祈inoりたまえやritamaeya