ナガルナガル 歌詞 amazarashi ふりがな付

幾いく時代じだいかがありまして 悲かなしいことが起おこりました
もう 知しらない振ぶりはできないよ 僕ぼくらは知しってしまったから
当あたり前まえの事ことなんですが 日々ひびは 流ながる 流ながる 流ながる

着飾きかざるもんが無なくなって 格好かっこつけるもんが無なくなって
裸はだかの心こころで向むかい合あう そんな時ときが来きたって気きがするよ

涙なみだ流ながる 時ときも流ながる 僕ぼくら確たしかなもんをさがしてる
街まちは変かわる 人ひとも変かわる 昨日きのうゴミだった君きみの心こころも
捨すてないでよ

ビル風ふうの吹ふき溜だまりでは 肩かたを落おとし歩あるく君きみの
夢ゆめ、希望きぼうはファンタジーじゃなく 歩幅ほはばの延長線えんちょうせん上じょうにある
大事だいじなもの大事だいじと言いえ 君きみは 進すすむ 進すすむ 進すすむ

強つよがる理由りゆうが無なくなって 不幸ふこうぶる理由りゆうも無なくなって
本音ほんねの言葉ことばで向むかい合あう そんな時ときが来きたって気きがするよ

涙なみだ流ながる 時ときも流ながる その速度そくどより早はやく走はしり抜ぬけ
街まちは変かわる 人ひとも変かわる 昨日きのう報むくわれなかった願ねがいも
捨すてないでよ

過去かこから未来みらい 繋つなぐ実線じっせん ミクロからマクロ帰結きけつして
流転るてんに物思ものおもう暇ひまなく 有史ゆうし以前いぜんと同おなじ風かぜが吹ふく
時代じだいの愛あいの価値かち移うつろい 未来みらい永久えいきゅうに過すぎ去さる理り
時代じだいの愛あいの価値かち移うつろい 離はなしたくないと抱いだいたの何なに?

痛いたみも全部ぜんぶ無なくなって 喜怒哀楽きどあいらくも全部ぜんぶ無なくなって
「平穏へいおんだ」なんて閉とじこもる そんな毎日まいにちなんてくそくらえ

涙なみだ流ながる 時ときも流ながる そんな世界せかいじゃ僕ぼくら一瞬いっしゅんだ
急いそげ 急いそげ 急いそげ 急いそげ 昨日きのう笑わらわれた君きみの本気ほんきも
捨すてないでよ

君きみの番ばんだよ