闇やみに光ひかりが斜ななめに差さし込こんできて
記憶きおく出来できない夢ゆめを潜くぐり抜ぬけて
目覚めざめた朝あさは旅立たびだちにふさわしくて
土砂降どしゃぶりの暗くらい空そら 光ひかる稲妻いなずま
胸むねの痛いたみ 感かんじないように
機械的きかいてきに荷作にづくりして
ずぶ濡ぬれのままタクシーに荷物にもつ積つんで
長ながく暮くらしたこの部屋へや 遂ついに出でてゆく
コーヒー片手かたてに窓まどの外そとを見みている
あの娘この姿すがた 思おもい描えがく
でも その横よこには彼女かのじょの新あたらしいボーイフレンド
満みたされて眠ねむってる あのベッドで
空港くうこうで訪たずねる
「次つぎに飛とび立たつフライトの席せきはまだあるか?」
どこでもいいさ
どこでも同おなじようなもの
彼女かのじょのいない国くにへと飛とんで行いくのさ
雲くもの上うえは青空あおぞら 旅立たびだちの朝あさ
闇yamiにni光hikariがga斜nanaめにmeni差saしshi込koんできてndekite
記憶kioku出来dekiないnai夢yumeをwo潜kuguりri抜nuけてkete
目覚mezaめたmeta朝asaはha旅立tabidaちにふさわしくてchinifusawashikute
土砂降dosyabuりのrino暗kuraいi空sora 光hikaるru稲妻inazuma
胸muneのno痛itaみmi 感kanじないようにjinaiyouni
機械的kikaitekiにni荷作nidukuりしてrishite
ずぶzubu濡nuれのままrenomamaタクシtakushiーにni荷物nimotsu積tsuんでnde
長nagaくku暮kuraしたこのshitakono部屋heya 遂tsuiにni出deてゆくteyuku
コkoーヒhiー片手katateにni窓madoのno外sotoをwo見miているteiru
あのano娘koのno姿sugata 思omoいi描egaくku
でもdemo そのsono横yokoにはniha彼女kanojoのno新ataraしいshiiボboーイフレンドifurendo
満miたされてtasarete眠nemuってるtteru あのanoベッドbeddoでde
空港kuukouでde訪tazuねるneru
「次tsugiにni飛toびbi立taつtsuフライトfuraitoのno席sekiはまだあるかhamadaaruka?」
どこでもいいさdokodemoiisa
どこでもdokodemo同onaじようなものjiyounamono
彼女kanojoのいないnoinai国kuniへとheto飛toんでnde行iくのさkunosa
雲kumoのno上ueはha青空aozora 旅立tabidaちのchino朝asa