君は知らない 歌詞 ユナイト ふりがな付

これが最後さいごになるとも知しらずにただ手てを振ふった
事ことの顛末てんまつは君きみの中なかにのみ在あり 僕ぼくは知しらない

この角かどを一ひとつ曲まがると君きみの家いえへの近道ちかみちで
通とおり慣なれたはずの道みちすらも何処どこか切せつなく感かんじる
何なにもかも無なかったように忘わすれられると思おもったの?
結局けっきょく届とどいたのは心こころの無ない冷さめきった文字もじの羅列られつのみだった

それでも馬鹿ばかな僕ぼくは信しんじていたかったんだ
だから気付きづかないフリをしていたんだよ 終おわりの予感よかん

きっと初はじめから二人ふたりの未来みらいは決きまってたんだ
春はるの訪おとずれを待またずに去さり行いく君きみが
あの笑顔えがおの裏側うらがわに何なにを隠かくしていたのか
本当ほんとうの顔かおすらも 僕ぼくは知しらない

何なにもかも無なかったように簡単かんたんに忘わすれられてしまう君きみの首くびに
今いまも掛かかる僕ぼくからの壊こわれた愛あいの証あかし

愛あいと呼よぶにはあまりにも稚拙ちせつな二人ふたり

君きみが綺麗事きれいごとで飾かざった最後さいごの嘘うそ
そんな事ことすら僕ぼくには見抜みぬけないと思おもっていたの?
誰だれの為ためとか答こたえとかそんな事ことはどうでもいいんだよ
見みえ透すいた嘘うそなんて 僕ぼくは要いらない

人ひとと人ひととの愛情あいじょうなんて例外れいがい無なく脆弱ぜいじゃくだから
何なによりも大切たいせつにしたい…なんて
柄がらにも無なく思おもっていたんだ
でも知しらなかったよ 大切たいせつにすればする程ほど
こういう時ときに虚むなしさが残のこるものなんだね

きっと初はじめから二人ふたりの未来みらいは決きまってたんだ
春はるの訪おとずれを待またずに去さり行いく君きみが
あの笑顔えがおの裏側うらがわに何なにを隠かくしていたのか
本当ほんとうの顔かおすらも 僕ぼくは知しらない

どれだけ大切たいせつにしたとしても
終おわってみれば何なにもかもがただの夢ゆめの様ようだよ
僕ぼくがどれだけ君きみの事ことを愛あいしていたか
本当ほんとうの僕ぼくの気持きもちなんて 君きみは知しらない