フランケンシュタイン 歌詞 Original Love ふりがな付

暗闇くらやみの階段かいだんに靴音くつおとが響ひびく
誰だれもいない部屋へやに入はいる
スーツ姿すがたのフクロウがこちらを見みている

無視むしして通とおり過すぎようとするほど
ツメを立たてて襲おそってくる
背せを向むけ立たち去さっても 身みを隠かくしても駄目だめさ

真まっすぐにそいつを見みつめてやればいい

フランケンシュタイン 俺おれは
俺おれはフランケンシュタイン はみだし者ものさ
ぎりぎりの生存者せいぞんしゃ

ひとりの顔かおを隠かくし持もった者ものが
孤独こどくといびつな夢ゆめを抱いだいて
追おいかけてのばした手ての先さきにあるのは

明日あしたの空そらから降おろされた一本いっぽんのロープ

フランケンシュタイン 俺おれは
俺おれはフランケンシュタイン よろめいて それでも
たどりつく 明日あしたへ

フランケンシュタイン 俺おれは
俺おれはフランケンシュタイン 立たちあがって 歩あるけ
きっと誰だれか 待まっている

赤あかい月つきに吠ほえる慟哭どうこくのモンスター
暗くらい翼つばさをひろげたヴァルチャ―
闇やみの本当ほんとうの鮮あざやかさを知しる

きみはフランケンシュタイン はみだし者ものさ
ぎりぎりの生存者せいぞんしゃ

フランケンシュタイン きみは
きみはフランケンシュタイン よろめいて それでも
たどりつけ 明日あしたへ

フランケンシュタイン きみは
きみはフランケンシュタイン 立たちあがって 歩あるけ
きっと誰だれか 待まっている

フランケンシュタイン
たどりつけ 明日あしたへ