蕾 歌詞 PENICILLIN ふりがな付

果はてなく深ぶかく 儚はかなく青あおく
胸むねを焦こがす 郷愁きょうしゅうの詩し
夢ゆめの蕾つぼみは 幾星霜いくせいそうの
夜よるを巡めぐり 朝あさを迎むかえる

ひらひら舞まい落おちる サヨナラの欠片かけらを 静しずかに眺ながめて
もしもこの憂うれいが もしもこの祈いのりが 誰だれかに届とどくのなら

見みえない 美うつくしさに ときめく 蕾つぼみのように
孤独こどくを 抱だき締しめて 未来みらいへ… 未来みらいへ眠ねむれ…

そっと愛あいして 小ちいさく泣ないて
胸むねに秘ひめた 純潔じゅんけつの詩し
恋こいの蕾つぼみは 春夏秋冬しゅんかしゅうとうの
風かぜに吹ふかれ 空そらを見送みおくる

ひらひら舞まい落おちる 色褪いろあせた夕暮ゆうぐれ 心こころに溶とかして
もしもこの愁うれいが もしもこの痛いたみが 生うまれ変かわれるのなら

見みえない 美うつくしさに ときめく 蕾つぼみのように
孤独こどくを 抱だき締しめて 未来みらいへ… 未来みらいへ…
消きえない 切せつなさを 包つつんだ 蕾つぼみのように
涙なみだを あたためて 未来みらいへ… 未来みらいへ眠ねむれ…