手紙てがみを書かくよ
拝啓はいけい まだ頼たよりない君きみへ
急きゅうに一人ひとりにさせてしまうこと 謝あやまるよ
泣なき虫むしの君きみを思おもうと
僕ぼくの胸むねは張はり裂さけそうだ
けどね 君きみは君きみが思おもっているよりも
ずっとずっと強つよいんだ 僕ぼくは知しってる
君きみはだけど僕ぼくを探さがし泣なくんだろう
ああ ごめんね 僕ぼくは笑わらって
ちょっと出でかけてきますって
嘘うそをついたんだ
もうここに戻もどることもないだろう
だから僕ぼくの部屋へやは
君きみの好すきにすればいい 僕ぼくの物もの
片付かたづけてしまってさ
思おもい出ではね たまに重おもくなって
君きみの足あしを止とめてしまうだろうけど
君きみは歩あるけ 悲かなしくたって
時ときがやがてその全部ぜんぶ
過去かこにするよ
君きみは歩あるけ
変かわることはないと信しんじている
君きみはだけど今いまに知しってしまうだろう
いなくなった僕ぼくを探さがして泣ないて
ああ ごめんね 僕ぼくはでも行いかなくちゃ
いつの日ひにか君きみが大人おとなになり
今日きょうの事ことを許ゆるせる日ひが来きたなら
思おもい出だして 幼おさなかった自分じぶんの事ことを
笑わらってまた泣なくんだろう
僕ぼくを憎にくんでよ
君きみは歩あるけ
手紙tegamiをwo書kaくよkuyo
拝啓haikei まだmada頼tayoりないrinai君kimiへhe
急kyuuにni一人hitoriにさせてしまうことnisaseteshimaukoto 謝ayamaるよruyo
泣naきki虫mushiのno君kimiをwo思omoうとuto
僕bokuのno胸muneはha張haりri裂saけそうだkesouda
けどねkedone 君kimiはha君kimiがga思omoっているよりもtteiruyorimo
ずっとずっとzuttozutto強tsuyoいんだinda 僕bokuはha知shiってるtteru
君kimiはだけどhadakedo僕bokuをwo探sagaしshi泣naくんだろうkundarou
ああaa ごめんねgomenne 僕bokuはha笑waraってtte
ちょっとchotto出deかけてきますってkaketekimasutte
嘘usoをついたんだwotsuitanda
もうここにmoukokoni戻modoることもないだろうrukotomonaidarou
だからdakara僕bokuのno部屋heyaはha
君kimiのno好suきにすればいいkinisurebaii 僕bokuのno物mono
片付kataduけてしまってさketeshimattesa
思omoいi出deはねhane たまにtamani重omoくなってkunatte
君kimiのno足ashiをwo止toめてしまうだろうけどmeteshimaudaroukedo
君kimiはha歩aruけke 悲kanaしくたってshikutatte
時tokiがやがてそのgayagatesono全部zenbu
過去kakoにするよnisuruyo
君kimiはha歩aruけke
変kaわることはないとwarukotohanaito信shinじているjiteiru
君kimiはだけどhadakedo今imaにni知shiってしまうだろうtteshimaudarou
いなくなったinakunatta僕bokuをwo探sagaしてshite泣naいてite
ああaa ごめんねgomenne 僕bokuはでもhademo行iかなくちゃkanakucha
いつのitsuno日hiにかnika君kimiがga大人otonaになりninari
今日kyouのno事kotoをwo許yuruせるseru日hiがga来kiたならtanara
思omoいi出daしてshite 幼osanaかったkatta自分jibunのno事kotoをwo
笑waraってまたttemata泣naくんだろうkundarou
僕bokuをwo憎nikuんでよndeyo
君kimiはha歩aruけke