僕ぼくたちを乗のせた列車れっしゃは
目的地もくてきちも特とくになく
慌あわただしい街まちを離はなれていった
窓まどから見みえる景色けしきと
頬ほおをなでる風かぜの匂におい
僕ぼくたちの記憶きおくを溶とかしていった
今以上いまいじょう
これ以上いじょう
傷きずつきたくはないから
ずっとこのままどこか遠とおくまで行いけるかな
二人ふたりの声こえしか届とどかないその場所ばしょまで
また散々ちりぢり君きみと話はなしたあの場所ばしょで
あの日ひと同おなじ話はなしをしよう
僕ぼくより悲かなしそうな顔かおした
君きみが言いいたいことはわかっていたけど
気きづかないふりをしたまま
きっといつか終おわるよな
そう言いい聞きかせてはみても
それでも君きみの夢ゆめを見みてしまうよ
また君きみに
まだ君きみに
会あえる日ひを探さがしてる
向むかいのホームあなたを探さがしてしまうから
他ほかの誰だれかと笑わらいあったりはしないで
それでもあなたを見みつけたこの心こころは
あの日ひと同おなじままなんだよ
僕bokuたちをtachiwo乗noせたseta列車ressyaはha
目的地mokutekichiもmo特tokuになくninaku
慌awaただしいtadashii街machiをwo離hanaれていったreteitta
窓madoからkara見miえるeru景色keshikiとto
頬hooをなでるwonaderu風kazeのno匂nioいi
僕bokuたちのtachino記憶kiokuをwo溶toかしていったkashiteitta
今以上imaijou
これkore以上ijou
傷kizuつきたくはないからtsukitakuhanaikara
ずっとこのままどこかzuttokonomamadokoka遠tooくまでkumade行iけるかなkerukana
二人futariのno声koeしかshika届todoかないそのkanaisono場所basyoまでmade
またmata散々chirijiri君kimiとto話hanaしたあのshitaano場所basyoでde
あのano日hiとto同onaじji話hanashiをしようwoshiyou
僕bokuよりyori悲kanaしそうなshisouna顔kaoしたshita
君kimiがga言iいたいことはわかっていたけどitaikotohawakatteitakedo
気kiづかないふりをしたままdukanaifuriwoshitamama
きっといつかkittoitsuka終oわるよなwaruyona
そうsou言iいi聞kiかせてはみてもkasetehamitemo
それでもsoredemo君kimiのno夢yumeをwo見miてしまうよteshimauyo
またmata君kimiにni
まだmada君kimiにni
会aえるeru日hiをwo探sagaしてるshiteru
向muかいのkainoホhoームmuあなたをanatawo探sagaしてしまうからshiteshimaukara
他hokaのno誰dareかとkato笑waraいあったりはしないでiattarihashinaide
それでもあなたをsoredemoanatawo見miつけたこのtsuketakono心kokoroはha
あのano日hiとto同onaじままなんだよjimamanandayo