白しろい船ふねが出でる 夜明よあけ港町みなとまち
たった一度いちどだけ君きみを ここに連つれてきた
はぐれ海鳥うみどりが今日きょうも 今日きょうも鳴ないて飛とぶ
遠とおいあの頃ころの 君きみをさがすよに
碧あおい潮風しおかぜに 抱だかれ
泣ないているような はるか神島こうのしまよ
夢ゆめを抱だくように 肩かたを抱だき寄よせて
何なにも語かたらずにあの日ひ 見みてた青あおい海うみ
時ときは流ながれても同おなじ 同おなじ風かぜが吹ふく
遠とおく潮騒しおさいの 唄うたが聴きこえるよ
碧あおい潮風しおかぜに 揺ゆれた
長ながい黒髪くろかみは 今いまもそのままか
銀ぎんの星ほしが降ふる今日きょうも 今日きょうもこの海うみに
なのに君きみだけが ここに何故なぜいない
碧あおい潮風しおかぜに 抱だかれ
泣ないているような はるか神島こうのしまよ
白shiroいi船funeがga出deるru 夜明yoaけke港町minatomachi
たったtatta一度ichidoだけdake君kimiをwo ここにkokoni連tsuれてきたretekita
はぐれhagure海鳥umidoriがga今日kyouもmo 今日kyouもmo鳴naいてite飛toぶbu
遠tooいあのiano頃koroのno 君kimiをさがすよにwosagasuyoni
碧aoいi潮風shiokazeにni 抱daかれkare
泣naいているようなiteiruyouna はるかharuka神島kounoshimaよyo
夢yumeをwo抱daくようにkuyouni 肩kataをwo抱daきki寄yoせてsete
何naniもmo語kataらずにあのrazuniano日hi 見miてたteta青aoいi海umi
時tokiはha流nagaれてもretemo同onaじji 同onaじji風kazeがga吹fuくku
遠tooくku潮騒shiosaiのno 唄utaがga聴kiこえるよkoeruyo
碧aoいi潮風shiokazeにni 揺yuれたreta
長nagaいi黒髪kurokamiはha 今imaもそのままかmosonomamaka
銀ginのno星hoshiがga降fuるru今日kyouもmo 今日kyouもこのmokono海umiにni
なのにnanoni君kimiだけがdakega ここにkokoni何故nazeいないinai
碧aoいi潮風shiokazeにni 抱daかれkare
泣naいているようなiteiruyouna はるかharuka神島kounoshimaよyo