コノハナサクヤ 歌詞 せきぐちゆき ふりがな付

季節きせつ儚はかなく 夢ゆめ咲さき誇ほこる
まことの美うつくしさはどこに宿やどる
再ふたたびきみに出で逢あえる日ひまで
こころを磨みがき続つづけて行いく コノハナサクヤ

瞳ひとみ閉とじれば いつもきみが
こもれびの中なか 笑わらっています
そしてなぜか横顔よこがおだけが
かなしそうに映うつるのです

春はるを待まって寒さむさに耐たえる きみの孤独こどくなその手てを
包つつみ込こんでくれる人ひとは そこに居いますか

きわめし時どきか 散ちりゆく際きわか
まことの強つよさとはいつ手てに出来できる
歩あるき始はじめた それぞれの道みち
見上みあげた空そらにきみ想おもえば 花影はなかげひらり

何なにも持もたずに指先ゆびさきだけで
きみと描えがいた未来みらい物語ものがたり
今いまも僕ぼくを支ささえてくれます
例たとえ描えがいた景色けしきと違ちがっても

花はながなければそれが桜さくらと 例たとえ気きづかれなくても
沈黙ちんもくの中なか 絶たえず営いとなみ続つづけて行いく

きわめし時どきか 散ちりゆく際きわか
まことの強つよさとはいつ手てに出来できる
この空そらの下した 春はるに抱だかれて
愛いとしききみよ どうか笑わらっていて

季節きせつ儚はかなく 夢ゆめ咲さき誇ほこる
まことの美うつくしさはどこに宿やどる
再ふたたびきみに出で逢あえる日ひまで
こころを磨みがき続つづけて行いく コノハナサクヤ