猶予いざよう心こころ映うつす薄月うすづき咽むせぶ
命いのち賭として繋つながる血脈いと闇やみに逆巻さかまく
滴したたる哀あいの色いろに流転るてんの宿命さだめ
辿たどりながら 行いく水みずのように
戻もどらぬと願ねがう
君きみ想おもう長々ながながし夜よる それもまた尚なお恋こいし
花はなの雲くも仄ほのめく影かげに 燃もえ上あがる眼差まなざし重がさね
永劫とわに咲さき誇ほこれ 舞まい踊おどれ
散ちりゆく瞬息しゅんそくまで 鮮あざやかに刻きざめ
愛まことを貫つらぬいて
天てんが沸わき立たつ妙音みょうおんに
無情むじょうの刃やいば向むけられても
薄紅うすべに染そまる夢ゆめを
朽くちぬ絆きずな 啓あか明ぼしに掲かかげ参まいらん
憂うき瀬せにはらり落おちる 身みを知しる雨あめに
問といかけるは生せいある意味いみ 消きえぬ覚悟かくご
さざめく水面みなも遊あそぶ 萍うきくさのように
移うつろう世よに背中せなか預あずけ
しなやかに駆かけたい
巡めぐる現人うつせみの 罪深つみぶかき業火ごうかに焼やかれようとも
艶あでやかに示しめせ 己おのれの真髄しんずいを
地ちを這はうような悲かなしみに
虚むなしき余波なごり押おし寄よせても
無むニの瞬間ときを抱いだいて
人ひとは皆みんな、孤独こどくに還かえらんと恐おそれぬ
君きみがため 響とよむ血潮ちしおはしじむ暇いとま忘わすれて
惜おしみなく照てる日ひのように 慕したう明日あすに降ふりゆく
永劫とわに咲さき誇ほこれ 舞まい踊おどれ
散ちりゆく瞬息しゅんそくまで 鮮あざやかに刻きざめ
愛まことを貫つらぬいて
天てんが沸わき立たつ妙音みょうおんに
無情むじょうの刃やいば向むけられても
薄紅うすべに染そまる夢ゆめを
朽くちぬ絆きずな 啓あか明ぼしに掲かかげ参まいらん
猶予izayoうu心kokoro映utsuすsu薄月usuduki咽museぶbu
命inochi賭toしてshite繋tsunaがるgaru血脈ito闇yamiにni逆巻sakamaくku
滴shitataるru哀aiのno色iroにni流転rutenのno宿命sadame
辿tadoりながらrinagara 行iくku水mizuのようにnoyouni
戻modoらぬとranuto願negaうu
君kimi想omoうu長々naganagaしshi夜yoru それもまたsoremomata尚nao恋koiしshi
花hanaのno雲kumo仄honoめくmeku影kageにni 燃moえe上aがるgaru眼差manazaしshi重gasaねne
永劫towaにni咲saきki誇hokoれre 舞maいi踊odoれre
散chiりゆくriyuku瞬息syunsokuまでmade 鮮azaやかにyakani刻kizaめme
愛makotoをwo貫tsuranuいてite
天tenがga沸waきki立taつtsu妙音myouonにni
無情mujouのno刃yaiba向muけられてもkeraretemo
薄紅usubeni染soまるmaru夢yumeをwo
朽kuちぬchinu絆kizuna 啓aka明boshiにni掲kakaげge参maiらんran
憂uきki瀬seにはらりniharari落oちるchiru 身miをwo知shiるru雨ameにni
問toいかけるはikakeruha生seiあるaru意味imi 消kiえぬenu覚悟kakugo
さざめくsazameku水面minamo遊asoぶbu 萍ukikusaのようにnoyouni
移utsuろうrou世yoにni背中senaka預azuけke
しなやかにshinayakani駆kaけたいketai
巡meguるru現人utsusemiのno 罪深tsumibukaきki業火goukaにni焼yaかれようともkareyoutomo
艶adeやかにyakani示shimeせse 己onoreのno真髄shinzuiをwo
地chiをwo這haうようなuyouna悲kanaしみにshimini
虚munaしきshiki余波nagori押oしshi寄yoせてもsetemo
無muニniのno瞬間tokiをwo抱idaいてite
人hitoはha皆minna、孤独kodokuにni還kaeらんとranto恐osoれぬrenu
君kimiがためgatame 響toyoむmu血潮chishioはしじむhashijimu暇itoma忘wasuれてrete
惜oしみなくshiminaku照teるru日hiのようにnoyouni 慕shitaうu明日asuにni降fuりゆくriyuku
永劫towaにni咲saきki誇hokoれre 舞maいi踊odoれre
散chiりゆくriyuku瞬息syunsokuまでmade 鮮azaやかにyakani刻kizaめme
愛makotoをwo貫tsuranuいてite
天tenがga沸waきki立taつtsu妙音myouonにni
無情mujouのno刃yaiba向muけられてもkeraretemo
薄紅usubeni染soまるmaru夢yumeをwo
朽kuちぬchinu絆kizuna 啓aka明boshiにni掲kakaげge参maiらんran