Another Rain 歌詞 中西保志 ふりがな付

「ごめんね」それだけしか
言いえずに雨あめを見みてた
震ふるえる肩かたを包つつむ
優やさしい腕うでを 涙なみだが振ふりほどく

あなたが知しらない誰だれかの
ぬくもりを 隠かくしながら
嘘うそつけない

嫌きらいになれるなら
忘わすれられるのなら
きっとまだ楽らくなのに

傷きずつけあうよりも
ふたりを裏切うらぎればいい
あてのない明日あすは怖こわいから

ねぇ変かわらない思おもい出では
もう壊こわしてもいい

あなたが見みる夢ゆめから
こぼれた私わたしがいた
愛あいされてるだけでは
幸しあわせはなぜ 叶かなわないのでしょう

あなたの心こころの重おもさを
受うけとめる 強つよさがいま
私わたしにない

どこまであたたかく
どこまで無理むりをして
なにを失うしなうつもり

慰なぐさめあうような
ふたりにはなりたくない
好すきだった瞳ひとみも逸そらしてる

ねぇ結むすばれた心こころさえ
もう壊こわしてもいい

嫌きらいになれるなら
忘わすれられるのなら
きっとまだ楽らくなのに

傷きずつけあうよりも
ふたりを裏切うらぎればいい
あてのない明日あすは怖こわいから

ねぇ変かわらない心こころさえ
もう壊こわしてもいい