ヒコーキ雲 歌詞 つむぎ ふりがな付

一途いちずに直線ちょくせんを描えがいて
見上みあげた輝かがやく夏空なつぞら
飛行機雲ひこうきぐも 伸のびてゆく

その横顔よこがお 癖くせっ毛けの髪かみ
胸むねがジワジワ滲にじんでゆく
君きみには届とどくはずないのに

手てを伸のばせば すぐに届とどきそうな距離きょり
破裂はれつしそうだよ 触ふれてみたいよ 騒さわぐ 騒さわぐ 胸むねの奥おく
どうすれば 君きみの「特別とくべつ」になれるのかな?

心こころの声こえが声こえにならずに
ほんの少すこしの勇気ゆうきが見みつからない
運命うんめいの恋こい カラダ中じゅう溢あふれてる
何なにしてても どこにいても 君きみのことばかり
他ほかの誰だれかに微笑ほほえまないで 苦くるしいよ

もしもこの想おもい伝つたえたら
君きみはどんな顔かおをするかな?
思おもうたびに 怖こわくなる

それなのにいつだって君きみの
視界しかいの中なかいようとしてる
切せつないくらい 大好だいすきだよ

オレンジに染そまった教室きょうしつの隅すみ
不意ふいに目めと目めがぶつかったあと静しずかに君きみがつぶやく
どうしたら僕ぼくは「特別とくべつ」になれるのかな?

心こころの声こえが声こえにならずに
固かたまったまま時間じかんだけが流ながれて
あの瞬間ときどんな顔かおをしていたんだろう?
気きがついたら 君きみの腕うでに抱だきしめられてた
離はなさないでね このままずっと…

あの日ひ数かぞえた星ほしの数かずだけ
明日あしたは訪おとずれるんだね
星ほしが見みえない夜よるがあっても
信しんじてるよ だから信しんじていてね

涙なみだの意味いみがやっと分わかった
重かさねたキスも あたたかい手てのひらも
運命うんめいの恋こい カラダ中じゅう溢あふれてる
何なにしてても どこにいても 一人ひとりじゃないから
もう迷まよわない 一途いちずな想おもい
真まっすぐ君きみへと…