rainy rainy 歌詞 野崎りこん ふりがな付

雨男あめおとこあをによし 日々ひびの間あいだにしこり
浮うき彫ぼり 浮うき時どきいつくるのん?
沈しずんだまんまの気分きぶんに
おや～奇遇きぐうですねぇと言いわんばかりの停滞ていたい気圧きあつ
グレースケールの空そらにため息いきぽつり
嫌いやな事ことなんてなかったのに特とくに
何なにが気きに食くわん おれよ
ニンゲン様よう特有とくゆうの哲学てつがく病びょう
2に3を足たすと何故なぜ5になるのか?
などと謎なぞの深ふかみに嵌はまる
知しらんがな と一応いちおうの結論けつろんを見出みだし
窓まどを開あけると いつのまにか
降ふり出だしていた雨あめ そこで何故なぜ
おれの気持きもちが少すこし晴はれたのかは
おれにもあんまり分わかりません
とりあえずあえて雨あめの中なか散歩さんぽに出でる
相変あいかわらず絵えにならん景色けしきを
満みたす変哲へんてつなき日々ひびの綴つづり
なんにもないこの町まちのディテールは
どこかの誰だれかさんと似にている

rain わすれじの はるかへ
飛とばす 記憶きおくの窓まど をたたく雨あめ
rain 降ふる rain にわか雨あめ
モノクロに差さす若緑わかみどりも映はえ

町まちの呼吸こきゅうの音おと
曖昧あいまいに滲にじんでく
rainy rainy

町まちの速はやさと無関係むかんけいを装よそおい
当然とうぜんのような Livingman walking
ダラダラの装よそおい 火曜かようの昼下ひるさがり
エイトメロディーズ探さがす ぼっちのネス
ひとつ目めは某ぼうコンビニの入店にゅうてん音おん
ファミチキで白米はくまい食たべる派はですよ
マンモス団地だんちの奥おくの森もりには
オッコトヌシがまだ居いるんだとさ
訳わけあって泣なけない誰だれかの代かわりに
ぽつり落おちる雫しずく そんなワンシーン
明日あしたもまたこの町まちには特とくに
誰だれが為ためでもなく雨あめが降ふるらしい

さめざめの連続れんぞく再生さいせい
の合間あいまにふと聞きこえるsilence
誰彼だれかれのドラマやなんかも
全然ぜんぜん関係かんけいないってさ