逢あいに来こないで 夢ゆめはいや
ほんとのあなたに 逢あわせてと
両手りょうてあわせる 花園はなぞのあたり
六帖ろくじょう一間ひとまが 広ひろすぎて
今夜こんやもしっとり 泣なき枕まくら
濡ぬれた枕まくらに 口紅くちべにで
愛いとしい似顔にがおを かきました
うらみつらみを 拳こぶしにこめて
叩たたいてつねって 呼よんでみる
浪花なにわは遠とおい 夜よるの涯はて
故郷くにの訛なまりが 消きえるころ
涙なみだぼくろが 増ふえました
誰だれに弱音よわねは 見みせないけれど
あなたのつもりで 抱だきしめる
ひとり寝ね女おんなの 泣なき枕まくら
逢aいにini来koないでnaide 夢yumeはいやhaiya
ほんとのあなたにhontonoanatani 逢aわせてとwaseteto
両手ryouteあわせるawaseru 花園hanazonoあたりatari
六帖rokujou一間hitomaがga 広hiroすぎてsugite
今夜konyaもしっとりmoshittori 泣naきki枕makura
濡nuれたreta枕makuraにni 口紅kuchibeniでde
愛itoしいshii似顔nigaoをwo かきましたkakimashita
うらみつらみをuramitsuramiwo 拳kobushiにこめてnikomete
叩tataいてつねってitetsunette 呼yoんでみるndemiru
浪花naniwaはha遠tooいi 夜yoruのno涯haてte
故郷kuniのno訛namaりがriga 消kiえるころerukoro
涙namidaぼくろがbokuroga 増fuえましたemashita
誰dareにni弱音yowaneはha 見miせないけれどsenaikeredo
あなたのつもりでanatanotsumoride 抱daきしめるkishimeru
ひとりhitori寝ne女onnaのno 泣naきki枕makura