夕暮ゆうぐれの街角まちかどで
見みた淋さびしさは
うす紫むらさきの花模様はなもよう
とりに行いけない忘わすれもの
思おもい出ださせるゆらゆらと
通とおりゃんせ 帰かえりゃんせ
七ななつの頃ころに帰かえりたいけど
通とおりゃんせ帰かえりゃんせ
ひとり寝ねの夜よるは人ひとの肌はだが恋こいしくて
吐息といきで語かたり合あう 愛あいがほしくなる
口くちびるの寒さむさを
誰だれに伝つたえよう
逢あいたい人ひとに逢あえないと
心こころの羽根はねが世話せわしげに
夢ゆめをふりきるからからと
通とおりゃんせ 帰かえりゃんせ
あの山越やまごえてしあわせさがし
通とおりゃんせ 帰かえりゃんせ
あつい涙なみだに枕まくらだけがぬれて行いく
私わたしをすりぬけて 愛あいは急いそぎ足あし
通とおりゃんせ 帰かえりゃんせ
背中せなかたたいてあの子守唄こもりうた
通とおりゃんせ 帰かえりゃんせ
あたたかい人ひとの胸むねでじっとしていたい
私わたしを抱だきしめて 愛あいに迷まよわせて
夕暮yuuguれのreno街角machikadoでde
見miたta淋sabiしさはshisaha
うすusu紫murasakiのno花模様hanamoyou
とりにtorini行iけないkenai忘wasuれものremono
思omoいi出daさせるゆらゆらとsaseruyurayurato
通tooりゃんせryanse 帰kaeりゃんせryanse
七nanaつのtsuno頃koroにni帰kaeりたいけどritaikedo
通tooりゃんせryanse帰kaeりゃんせryanse
ひとりhitori寝neのno夜yoruはha人hitoのno肌hadaがga恋koiしくてshikute
吐息toikiでde語kataりri合aうu 愛aiがほしくなるgahoshikunaru
口kuchiびるのbiruno寒samuさをsawo
誰dareにni伝tsutaえようeyou
逢aいたいitai人hitoにni逢aえないとenaito
心kokoroのno羽根haneがga世話sewaしげにshigeni
夢yumeをふりきるからからとwofurikirukarakarato
通tooりゃんせryanse 帰kaeりゃんせryanse
あのano山越yamagoえてしあわせさがしeteshiawasesagashi
通tooりゃんせryanse 帰kaeりゃんせryanse
あついatsui涙namidaにni枕makuraだけがぬれてdakeganurete行iくku
私watashiをすりぬけてwosurinukete 愛aiはha急isoぎgi足ashi
通tooりゃんせryanse 帰kaeりゃんせryanse
背中senakaたたいてあのtataiteano子守唄komoriuta
通tooりゃんせryanse 帰kaeりゃんせryanse
あたたかいatatakai人hitoのno胸muneでじっとしていたいdejittoshiteitai
私watashiをwo抱daきしめてkishimete 愛aiにni迷mayoわせてwasete