人魚にんぎょはここで生いき 海うみに沈しずんだ
命いのちあるものの遥はるか昔むかし 記憶きおくされた跡あと
海うみが写うつし出だす 光ひかりと影かげは
かけた月つきの夜よる 闇やみの中なかへ消きえていった
今いままで築きずきあげてきた モノを棄すて去さり
遠とおい光ひかりが指さし示しめしてた 場所ばしょを求もとめて
貴方あなたを感かんじたい
青あおく輝かがやく あの月つきの彼方かなたへ
大事だいじなモノを全すべてなげうっても
貴方あなたに会あいたい
母ははなる海うみは いつも何なにもかもを見みていた
過去かこと未来みらいをつないでいるモノの運命さだめ
たえず胸むねをこがし続つづけ 傷きずつく痛いたみ
想おもいを遂とげる事ことができずに迷まようとしても
月つきが導みちびくから
青あおく輝かがやく あの海うみの彼方かなたへ
貴方あなたのもとに想おもいをのせてゆき
胸むねに示しめしてた
泡あわになり この身みがもう消きえるまで
満みちた月つきの浮うかぶ空そらを見上みあげ 想おもい続つづけてる
海うみに抱だかれて 月つきに照てらされ 眠ねむりについて
人魚ningyoはここでhakokode生iきki 海umiにni沈shizuんだnda
命inochiあるもののarumonono遥haruかka昔mukashi 記憶kiokuされたsareta跡ato
海umiがga写utsuしshi出daすsu 光hikariとto影kageはha
かけたkaketa月tsukiのno夜yoru 闇yamiのno中nakaへhe消kiえていったeteitta
今imaまでmade築kizuきあげてきたkiagetekita モノmonoをwo棄suてte去saりri
遠tooいi光hikariがga指saしshi示shimeしてたshiteta 場所basyoをwo求motoめてmete
貴方anataをwo感kanじたいjitai
青aoくku輝kagayaくku あのano月tsukiのno彼方kanataへhe
大事daijiなnaモノmonoをwo全subeてなげうってもtenageuttemo
貴方anataにni会aいたいitai
母hahaなるnaru海umiはha いつもitsumo何naniもかもをmokamowo見miていたteita
過去kakoとto未来miraiをつないでいるwotsunaideiruモノmonoのno運命sadame
たえずtaezu胸muneをこがしwokogashi続tsuduけke 傷kizuつくtsuku痛itaみmi
想omoいをiwo遂toげるgeru事kotoができずにgadekizuni迷mayoうとしてもutoshitemo
月tsukiがga導michibiくからkukara
青aoくku輝kagayaくku あのano海umiのno彼方kanataへhe
貴方anataのもとにnomotoni想omoいをのせてゆきiwonoseteyuki
胸muneにni示shimeしてたshiteta
泡awaになりninari このkono身miがもうgamou消kiえるまでerumade
満miちたchita月tsukiのno浮uかぶkabu空soraをwo見上miaげge 想omoいi続tsuduけてるketeru
海umiにni抱daかれてkarete 月tsukiにni照teらされrasare 眠nemuりについてrinitsuite