生うまれ来きて 若わかい日ひより
空むなしさの 底そこなし沼ぬまの淵ふちで
挑いどみ 踊おどり 笑わらい 泣ないた
空むなしさを 払はらえぬまま
時とき置おかず 人恋ひとこいしさが襲おそう
出会であい 和なごみ 暫しばし はしゃぐ けど
心こころから 一人ひとりがいいと
孤独こどくへ誘いざなう声こえ
馴染なじみの声こえ また響ひびく
片かたや 寂さびしがり屋や
此方こちら 孤独こどく好ごのみ
空むなしさを 抱だき込こみつつ
胸底むなぞこに 長居ながいする盾たてと矛ほこ
どちら ともに さらば 言いえぬ まま
生uまれmare来kiてte 若wakaいi日hiよりyori
空munaしさのshisano 底sokoなしnashi沼numaのno淵fuchiでde
挑idoみmi 踊odoりri 笑waraいi 泣naいたita
空munaしさをshisawo 払haraえぬままenumama
時toki置oかずkazu 人恋hitokoiしさがshisaga襲osoうu
出会deaいi 和nagoみmi 暫shibaしshi はしゃぐhasyagu けどkedo
心kokoroからkara 一人hitoriがいいとgaiito
孤独kodokuへhe誘izanaうu声koe
馴染najiみのmino声koe またmata響hibiくku
片kataやya 寂sabiしがりshigari屋ya
此方kochira 孤独kodoku好gonoみmi
空munaしさをshisawo 抱daきki込koみつつmitsutsu
胸底munazokoにni 長居nagaiするsuru盾tateとto矛hoko
どちらdochira ともにtomoni さらばsaraba 言iえぬenu ままmama