風になろうか 歌詞 近藤真彦 ふりがな付

夜明よあけ前まえ 霞かすむ月つき
おまえは何処どこへ 夢ゆめを運はこぶ

誰だれもが ただ迷まよう道みちで凍こごえた空そらを見みてる
まだその先さきに朝あさが来くるところを
信しんじたくて

風かぜになろうか 時ときを吹ふき抜ぬけて
渇かわききった心こころの壁かべも 一気いっきに越こえるさ

風かぜになろうか 涙なみだも振ふりきり
たった一度いちどのいまが続つづく それが人生じんせいと言いうなら

散ちる花はなに 添そえる手てを
人ひとはいつから 忘わすれたまま

ひとりで生いきられるはずがないこと知しってるのに
なぜさみしさの殻からも破やぶらないで
あきらめてる

風かぜになろうか 時ときを吹ふき抜ぬけて
あの流ながれゆく雲くもも絶たえず 形かたちを変かえるさ

風かぜになろうか 昨日きのうも振ふりきり
たったひとつの命いのち生いきる それが人生じんせいと言いうなら

風かぜになろうか 時ときを吹ふき抜ぬけて
渇かわききった心こころの壁かべも 一気いっきに越こえるさ

風かぜになろうか 涙なみだも振ふりきり
たった一度いちどのいまが続つづく それが人生じんせいと言いうなら
どこまでも ただ風かぜになろうか