傷きずつき 傷きずつけて…
人ひとは いつも 繰くり返かえす
争あらそう愚おろかさは
誰だれもみな知しっている
萌もえる花はなもいつの日ひか
時ときは巡めぐり 枯かれるけれど
故郷こきょうをたずねられたら
美うつくしい星ほしとこたえよう
哀かなしみをたずねられたら
幼おさない子供こどもたちのことを祈いのろうか
夕暮ゆうぐれの風かぜの中なか
頬ほおを濡ぬらす人ひとがいる
あなたのその胸むねに
夢ゆめがまだあるといい
鳥とりはやがて大空おおぞらへ
翼つばさ広ひろげ渡わたるけれど
故郷こきょうをたずねられたら
暖あたたかい人ひととこたえよう
切せつなさをたずねられたら
名なもない貝殻かいがらのことを祈いのろうか
振ふり向むくことよりも
今いまは先さきを選えらぶけど
あなたの掌てのひらを
いつまでも忘わすれない
長ながい旅たびの後先あとさきに
愛あいの唄うたが残のこるならば
故郷こきょうをたずねられたら
美うつくしい星ほしとこたえよう
哀かなしみをたずねられたら
幼おさない子供こどもたちのことを祈いのろうか
傷kizuつきtsuki 傷kizuつけてtsukete…
人hitoはha いつもitsumo 繰kuりri返kaeすsu
争arasoうu愚oroかさはkasaha
誰dareもみなmomina知shiっているtteiru
萌moえるeru花hanaもいつのmoitsuno日hiかka
時tokiはha巡meguりri 枯kaれるけれどrerukeredo
故郷kokyouをたずねられたらwotazuneraretara
美utsukuしいshii星hoshiとこたえようtokotaeyou
哀kanaしみをたずねられたらshimiwotazuneraretara
幼osanaいi子供kodomoたちのことをtachinokotowo祈inoろうかrouka
夕暮yuuguれのreno風kazeのno中naka
頬hooをwo濡nuらすrasu人hitoがいるgairu
あなたのそのanatanosono胸muneにni
夢yumeがまだあるといいgamadaarutoii
鳥toriはやがてhayagate大空oozoraへhe
翼tsubasa広hiroげge渡wataるけれどrukeredo
故郷kokyouをたずねられたらwotazuneraretara
暖atataかいkai人hitoとこたえようtokotaeyou
切setsuなさをたずねられたらnasawotazuneraretara
名naもないmonai貝殻kaigaraのことをnokotowo祈inoろうかrouka
振fuりri向muくことよりもkukotoyorimo
今imaはha先sakiをwo選eraぶけどbukedo
あなたのanatano掌tenohiraをwo
いつまでもitsumademo忘wasuれないrenai
長nagaいi旅tabiのno後先atosakiにni
愛aiのno唄utaがga残nokoるならばrunaraba
故郷kokyouをたずねられたらwotazuneraretara
美utsukuしいshii星hoshiとこたえようtokotaeyou
哀kanaしみをたずねられたらshimiwotazuneraretara
幼osanaいi子供kodomoたちのことをtachinokotowo祈inoろうかrouka