センチメンタリズムを憐れむ歌 歌詞 ZIGGY ふりがな付

そこに居いるのは訳わけもないことだし
じゃれ合あっていたいのもそりゃ無理むりはない
巧妙こうみょうな手口てぐちで何なにかとうるさい自分じぶんまでだませ

"いなせ"を気取きどり"うんちく"でも語かたれよ
そんな奴やつには虫酸むしずが走はしるけど
鼻持はなもちならないへたな話術わじゅつで愚民ぐみんでもだませ

センチメンタリズムが俺おれを弱よわくする
泣ないて泣ないて何なにが変かわるって言いうんだい
センチメンタリズムに君きみは殺ころされる 物騒ぶっそうなだけの連帯れんたい

誘惑ゆうわくのドアはいくつもあるのに
その出口でぐちを見付みつける者ものはいない
憐憫れんびんに侵おかされ死しぬまでその舟ふねをこぎ続つづけていな

センチメンタリズムが力ちから奪うばってゆく
咲さいた咲さいた花はなが咲さいたとでも言いうのかい
センチメンタリズムを甘あまく見み過すぎている 騒々そうぞうしさだけの吸すいがら

湿しめった感情かんじょうは光ひかりに干ほせばいい 壁かべに染しみがひろがらないよう

センチメンタリズムが俺おれを弱よわくする
泣ないて泣ないて何なにが変かわるって言いうんだい
センチメンタリズムに君きみは殺ころされる 物騒ぶっそうなだけの連帯れんたい