20才の前で 歌詞 三田寛子 ふりがな付

かなわない 夢ゆめだから
きらめきが あるのだと
あなたの 微笑ほほえみに
はじかれた 願ねがいごと

いつの日ひか この恋こいに
サヨナラを する時ときも
あなたは そう云いって
ピリオドを 打うちますか

つれない 言葉ことばほど
悲かなしく 心こころを 燃もやすのを
あなたは 知しっていますか

20才はたちの前まえで 忘わすれることの
むずかしさを 知しりました

苦にがい思おもい出でを かくす化粧けしょうも
こうして上手じょうずに なるのですね

意味いみもなく 前髪まえがみを
かきあげて 見みせるのは
あなたの まなざしを
見みないふり したいため

ひたむきに 憧あこがれて
好すきですと 告つげるたび
わたしの 手ての中なかは
からっぽに なってゆく

会あえない 時ときにまた
悲かなしく ふるえる指先ゆびさきを
あなたに さし出だす こともなく

20才はたちの前まえで 忘わすれることの
むずかしさを 知しりました

痛いたみまじりの 言葉ことば遊あそびも
こうして上手じょうずに なるのですね

つれない 言葉ことばほど
悲かなしく 心こころを 燃もやすのを
あなたは 知しっていますか

20才さいの前まえで 忘わすれることの
むずかしさを 知しりました

苦にがい思おもい出でを かくす化粧けしょうも
こうして上手じょうずに なるのですね