長ながく、険けわしい道みちが
果はてなく続つづけども
今日きょうと同おなじ一日いちにちなんてない、と
時間ときを刻きざんで
人ひとは弱よわいものだと
思おもい知しったからこそ
強つよくあれ、と
言いい聞きかせながら
凛りんと顔かお上あげてきた
雨あめに打うたれながらも
風かぜが吹ふき荒すさぶ日ひにも
ただ前まえだけ向むいて生いきてきた
大地だいち、根ねざして
心こころの奥おく いつも佇たたずむ
想おもい揺ゆらがぬように
時ときに蘇よみがえるのは
夢ゆめを決きめたあの日ひ
届とどきそうで、未いまだ届とどかず
指ゆびを伸のばし続つづける…
あの頃ころの思おもい出でが
セピア色いろになる日ひまで
幾いくつもの季節きせつを越こえてく
ずっと、変かわらず
胸むねに抱だく この願ねがい
大おおきく、大おおきく育はぐくまれて
芽め咲ぶけよ、と。
長nagaくku、険kewaしいshii道michiがga
果haてなくtenaku続tsuduけどもkedomo
今日kyouとto同onaじji一日ichinichiなんてないnantenai、とto
時間tokiをwo刻kizaんでnde
人hitoはha弱yowaいものだとimonodato
思omoいi知shiったからこそttakarakoso
強tsuyoくあれkuare、とto
言iいi聞kiかせながらkasenagara
凛rinとto顔kao上aげてきたgetekita
雨ameにni打uたれながらもtarenagaramo
風kazeがga吹fuきki荒susaぶbu日hiにもnimo
ただtada前maeだけdake向muいてite生iきてきたkitekita
大地daichi、根neざしてzashite
心kokoroのno奥oku いつもitsumo佇tatazuむmu
想omoいi揺yuらがぬようにraganuyouni
時tokiにni蘇yomigaeるのはrunoha
夢yumeをwo決kiめたあのmetaano日hi
届todoきそうでkisoude、未imaだda届todoかずkazu
指yubiをwo伸noばしbashi続tsuduけるkeru…
あのano頃koroのno思omoいi出deがga
セピアsepia色iroになるninaru日hiまでmade
幾ikuつものtsumono季節kisetsuをwo越koえてくeteku
ずっとzutto、変kaわらずwarazu
胸muneにni抱daくku このkono願negaいi
大ooきくkiku、大ooきくkiku育hagukuまれてmarete
芽me咲buけよkeyo、とto。