旅先たびさきでこの手紙てがみを書かいてる。
何度目なんどめなんだろう、君きみのいない秋あき…。
何なんにも縛しばられずに、街まちを出でた君きみの存在そんざい、
自分じぶんの殻からを破やぶりたくて僕ぼくも旅たびに出でたよ。
君きみと笑わらったり 泣ないたりしたあの頃ころ、
あるがまま生いきていた。
会あいたい、今いま君きみに…。
やり遂とげたのかな? 夢ゆめは手てにしたのかな?
僕ぼくはまだ今いまも見みえないまま、
長ながい旅たびの途中とちゅう。
旅先たびさきで出会であう人ひと、なぜ優やさしい?
日々ひびの中なか、僕ぼくが歪ゆがんでいたかな。
誤解ごかいを怖おそれもせず、前まえに進すすもうとした君きみ。
僕ぼくは周まわりを気きにしては逃にげてばかりだった。
君きみと笑わらったり、泣ないたりしたあの頃ころ、
懐なつかしさ、この胸むねで今いまも騒さわいでいる。
喜よろこび哀かなしみも、愛いとしさも悔くやしさも、
忘わすれない君きみとの思おもい出で、
長ながい旅たびの途中とちゅう。
またふたり夢ゆめを語かたりたい、
旅たびは終おわらない。
旅先tabisakiでこのdekono手紙tegamiをwo書kaいてるiteru。
何度目nandomeなんだろうnandarou、君kimiのいないnoinai秋aki…。
何nanにもnimo縛shibaられずにrarezuni、街machiをwo出deたta君kimiのno存在sonzai、
自分jibunのno殻karaをwo破yabuりたくてritakute僕bokuもmo旅tabiにni出deたよtayo。
君kimiとto笑waraったりttari 泣naいたりしたあのitarishitaano頃koro、
あるがままarugamama生iきていたkiteita。
会aいたいitai、今ima君kimiにni…。
やりyari遂toげたのかなgetanokana? 夢yumeはha手teにしたのかなnishitanokana?
僕bokuはまだhamada今imaもmo見miえないままenaimama、
長nagaいi旅tabiのno途中tochuu。
旅先tabisakiでde出会deaうu人hito、なぜnaze優yasaしいshii?
日々hibiのno中naka、僕bokuがga歪yugaんでいたかなndeitakana。
誤解gokaiをwo怖osoれもせずremosezu、前maeにni進susuもうとしたmoutoshita君kimi。
僕bokuはha周mawaりをriwo気kiにしてはnishiteha逃niげてばかりだったgetebakaridatta。
君kimiとto笑waraったりttari、泣naいたりしたあのitarishitaano頃koro、
懐natsuかしさkashisa、このkono胸muneでde今imaもmo騒sawaいでいるideiru。
喜yorokoびbi哀kanaしみもshimimo、愛itoしさもshisamo悔kuyaしさもshisamo、
忘wasuれないrenai君kimiとのtono思omoいi出de、
長nagaいi旅tabiのno途中tochuu。
またふたりmatafutari夢yumeをwo語kataりたいritai、
旅tabiはha終oわらないwaranai。