古ふるいホテル
ユトリロのMoulin de la Galette
名なも無ない レプリカ
通とおり過すぎて行いく人ひとたち
鍵かぎを開あけて 軋きしむ扉とびらの中なかへ
夕暮ゆうぐれの窓まどと
部屋へやに残のこってるジタンの匂におい
時ときは流ながれる 悠久ゆうきゅうの夢ゆめを連つれ
約束やくそくどおり
この部屋へやを予約よやくしたわ
窓まどにすわって 陽ひの沈しずむのを見みてる
狭せまい裏通うらどおり
この場所ばしょが好すきだった
小ちいさなラジオ あなたと聴きいた曲きょくが
流ながれくる ラ・ボエーム
哀かなしい結末けつまつだったわ
時ときの向むこうに 忘わすれ去さられてゆく
美うつくしき日々ひび
ヴェルレーヌの詩うたのように
古ふるいホテル 幾千いくせんの物語ものがたりと
色いろあせぬ想おもい
今宵こよい 夢幻むげんに抱だかれて
古furuいiホテルhoteru
ユトリロyutoriroのnoMoulin de la Galette
名naもmo無naいi レプリカrepurika
通tooりri過suぎてgite行iくku人hitoたちtachi
鍵kagiをwo開aけてkete 軋kishiむmu扉tobiraのno中nakaへhe
夕暮yuuguれのreno窓madoとto
部屋heyaにni残nokoってるtteruジタンjitanのno匂nioいi
時tokiはha流nagaれるreru 悠久yuukyuuのno夢yumeをwo連tsuれre
約束yakusokuどおりdoori
このkono部屋heyaをwo予約yoyakuしたわshitawa
窓madoにすわってnisuwatte 陽hiのno沈shizuむのをmunowo見miてるteru
狭semaいi裏通uradooりri
このkono場所basyoがga好suきだったkidatta
小chiiさなsanaラジオrajio あなたとanatato聴kiいたita曲kyokuがga
流nagaれくるrekuru ラra・ボエboeームmu
哀kanaしいshii結末ketsumatsuだったわdattawa
時tokiのno向muこうにkouni 忘wasuれre去saられてゆくrareteyuku
美utsukuしきshiki日々hibi
ヴェルレverureーヌnuのno詩utaのようにnoyouni
古furuいiホテルhoteru 幾千ikusenのno物語monogatariとto
色iroあせぬasenu想omoいi
今宵koyoi 夢幻mugenにni抱daかれてkarete