涼すずしい風かぜ
揺ゆられながら
ほら、小ちいさな
実みのりになったの
馳はせる思おもいが
ふくらんで困こまるよ
あなたに会あったから
ほおばったフルーツの
甘あまい香かおりに目めを閉とじる
したたる恵めぐみの水みずが
のどを過すぎる
日ひだまりで
すごしたから
もう、こんなに
熟じゅくしてしまった
はちきれそうな
皮かわの中なかでずっと
あなたを待まっている
ほおばったフルーツの
甘あまい香かおりで包つつむから
したたる恵めぐみの水みずを
のみほしてね
落おちてゆく
花はなびらのかわりに
あなたに捧ささげるもの
もぎとってフルーツを
冷つめたい冬ふゆが来くる前まえに
こぼれた感情かんじょうの実みを
その手てにとって
ほおばったフルーツの
甘あまい香かおりで包つつむから
したたる恵めぐみの水みずを
のみほしてね
涼suzuしいshii風kaze
揺yuられながらrarenagara
ほらhora、小chiiさなsana
実minoりになったのrininattano
馳haせるseru思omoいがiga
ふくらんでfukurande困komaるよruyo
あなたにanatani会aったからttakara
ほおばったhoobattaフルfuruーツtsuのno
甘amaいi香kaoりにrini目meをwo閉toじるjiru
したたるshitataru恵meguみのmino水mizuがga
のどをnodowo過suぎるgiru
日hiだまりでdamaride
すごしたからsugoshitakara
もうmou、こんなにkonnani
熟jukuしてしまったshiteshimatta
はちきれそうなhachikiresouna
皮kawaのno中nakaでずっとdezutto
あなたをanatawo待maっているtteiru
ほおばったhoobattaフルfuruーツtsuのno
甘amaいi香kaoりでride包tsutsuむからmukara
したたるshitataru恵meguみのmino水mizuをwo
のみほしてねnomihoshitene
落oちてゆくchiteyuku
花hanaびらのかわりにbiranokawarini
あなたにanatani捧sasaげるものgerumono
もぎとってmogitotteフルfuruーツtsuをwo
冷tsumeたいtai冬fuyuがga来kuるru前maeにni
こぼれたkoboreta感情kanjouのno実miをwo
そのsono手teにとってnitotte
ほおばったhoobattaフルfuruーツtsuのno
甘amaいi香kaoりでride包tsutsuむからmukara
したたるshitataru恵meguみのmino水mizuをwo
のみほしてねnomihoshitene