empty pocket 歌詞 中山美穂 ふりがな付

初はじめて 抱だかれた夜よる
あなただけを見みてた
綺麗きれいな 私わたしがいた
そう遠とおくない昔むかし

いつから 二人ふたりの肌はだ 触ふれ合あいもせず
霞かすんだ視線しせんには ヒラヒラと 錆さびかけの蝶ちょう

「愛あいしている」と言いった
薄うすい口唇くちびるには
吐息といきが 咲さいて散ちって
私わたしを曇くもらせる

冷ひえた 指ゆびで 空ソラのポケットに
温ぬくもり 捜さがせば 過去かこに ah 迷まようだけ

わずかに 残のこるjealousy
行いき場ばを無なくしてる
まぼろし 描えがくように
あの日ひの 愛あいをなぞる

落おちる 花はなびら 一人ひとり集あつめてた
絡からんだ 笑顔えがおで 濡ぬれて ah 乾かわくだけ

初はじめて 抱だかれた夜よる
あなただけを見みてた
綺麗きれいな 私わたしがいた
そう遠とおくない昔むかし

最後さいごに 抱だかれた夜よる
あなたを見みれなくて
飛とべずに 錆さびついてる
小ちいさな 蝶ちょうを見みた