きっと 誰だれにも 見みえない
夢ゆめを 額縁がくぶちに 入いれても
昨日きのうは 君きみに 会あえて幸しあわせ でもそれは
ベッドの上うえで 眼め覚ざめるまでのこと
離はなれない 君きみのぬくもりが
ぼくの指先ゆびさきに君きみがいる
あの日ひの あなたを
さがして ずぶ濡ぬれ
叫さけんで 倒たおれて
ぼくは 消きえてゆく
心こころは 崩くずれて 瓦礫がれきに
空そらには 鉛なまりの 絨毯じゅうたん
僕ぼくは 血ちの涙なみだ 流ながしてる
鏡かがみに 抜ぬけ殻がらを 映うつしてる
すべては 忘わすれた 自分じぶんの 名前なまえも
二人ふたりの 出合であいも 二人ふたりの 終おわりも
どこかで 誰だれかが 生うまれてきても
どこかで 誰だれかが 死しんだとしても
桜さくらの花はなが 咲さいて 散ちっても
氷こおりの大地だいちが 溶とけて 流ながれても
戦たたかいの音おとも 平和へいわの声こえも
愛あいのことを 語かたることも 生いきることを謳うたうことも
すべては忘わすれた
きっとkitto 誰dareにもnimo 見miえないenai
夢yumeをwo 額縁gakubuchiにni 入iれてもretemo
昨日kinouはha 君kimiにni 会aえてete幸shiawaせse でもそれはdemosoreha
ベッドbeddoのno上ueでde 眼me覚zaめるまでのことmerumadenokoto
離hanaれないrenai 君kimiのぬくもりがnonukumoriga
ぼくのbokuno指先yubisakiにni君kimiがいるgairu
あのano日hiのno あなたをanatawo
さがしてsagashite ずぶzubu濡nuれre
叫sakeんでnde 倒taoれてrete
ぼくはbokuha 消kiえてゆくeteyuku
心kokoroはha 崩kuzuれてrete 瓦礫garekiにni
空soraにはniha 鉛namariのno 絨毯juutan
僕bokuはha 血chiのno涙namida 流nagaしてるshiteru
鏡kagamiにni 抜nuけke殻garaをwo 映utsuしてるshiteru
すべてはsubeteha 忘wasuれたreta 自分jibunのno 名前namaeもmo
二人futariのno 出合deaいもimo 二人futariのno 終oわりもwarimo
どこかでdokokade 誰dareかがkaga 生uまれてきてもmaretekitemo
どこかでdokokade 誰dareかがkaga 死shiんだとしてもndatoshitemo
桜sakuraのno花hanaがga 咲saいてite 散chiってもttemo
氷kooriのno大地daichiがga 溶toけてkete 流nagaれてもretemo
戦tatakaいのino音otoもmo 平和heiwaのno声koeもmo
愛aiのことをnokotowo 語kataることもrukotomo 生iきることをkirukotowo謳utaうこともukotomo
すべてはsubeteha忘wasuれたreta