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これで芭蕉の勉強もプリウスのアピールもバッチリ。水曜日のカンパネラの『松尾芭蕉』

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水曜日のカンパネラがMステに出るところまできてる。

公開日:2016年11月14日 更新日:2017年5月23日




水曜日のカンパネラがMステに出るところまできてる。このユニットは、歌ってる姉ちゃんことコムアイしか印象に残らないが、一応グループってことになってる。あーなんか、姉ちゃんがのたうちまわりながらユルいラップしてんな、とか思われてそうなので、歌詞に注目してもらう。

プリウスに試乗してもらいます。その印象を曲にして下さい。こう言われたら、どんな曲作るよ?普通だったら、お気軽ドライブソング作るだろうよ。私が作曲家だったとしてもそうしている。水曜日のカンパネラはね。『松尾芭蕉』を作るわけです。松尾芭蕉って国語や歴史で習う俳句のすげー人じゃねーか!なんでそーなるんだよ!っていうね。ここがこのユニットのすごいところなわけです。



“運転席 (うんてーせー)
助手席 (しゅーせー)
シートに腰掛け
後部座席 (こざせー)
安全性 (んぜせー)
曾良乗せ (そのせー)
夢乗せ (ゆのせー)”


この曲はタイトルどおり松尾芭蕉に関して歌っている。さらに、プリウスのCMに使われている曲なので「運転席」「助手席」といった車関連の単語も出てくるという充実ぶりよ。車でのドライブと芭蕉の旅をかけているという洒落乙なことをかましてるわけだ。「プリウスに乗った時の印象がとても静かだったから、侘び寂びをイメージして、松尾芭蕉が浮かんだんだー」ということらしい。作詞作曲のケンモチヒデフミすげーな!普通そんなところにつながらねーわ!

注目すべきは、「安全性(あんぜんせー)」のあとに、ちゃっかり「曾良乗せ(そらのせー)」入れてるところね。曾良は、松尾芭蕉と一緒に旅した芭蕉の弟子よ!うわー勉強になります!しっかり勉強できるよ、この曲!

“未知なる道行く松尾を待つ
高尚な場所
日光 黒羽 殺生石
雲巌 光明寺
庭に 植えて きたのはバナナの木”


「未知なる道行く松尾を待つ」見ろよ、この語呂の良さ!リズミカルに松尾芭蕉の旅をしっかり歌詞化してくれている。日光、黒羽、殺生石、雲厳、光明寺って松尾芭蕉が旅してまわった地名だからね。これで、テストで出てもバッチリよ。

そして、ハイきた「庭に植えてきたのはバナナの木」。別に芭蕉はバナナの木は植えてないから。芭蕉っていう植物があって、それがバナナと似ている、ということをここで学べるわけだ!芭蕉にはそんな意味があったんですよ!私は知らなかったよ。

“言葉選び
つむぐ575
最小で最大生む
それがはせを(芭蕉)俳句ブリッド”


芭蕉は、575っつー最小の言葉の数で俳句を作ってた。これぞ俳句ブリッド!しかも「芭蕉」と書いて、本当は「はせを」と読むってことが、このフレーズで分かるからね!勉強になるね!さらに、よ。このフレーズ。最小の燃費で最大の走りをするプリウスのハイブリッドと、最小限の言葉で最大限の芸術を生む芭蕉の俳句ブリッドとをかけているわけだ!洒落乙なことしやがって!

“蛙飛ぶイメージイメージで
古池にダイブダイブして
蛙飛ぶイメージイメージで
古池にダイブダイブ
奥の (おくのー)
細道 (そーみー)
走れ
松尾芭蕉
奥の (おくのー)
細道 (そーみー)
忍者説 (にんじゃせー)
隠密説 (おみせー)”


はい、ここで芭蕉の超有名な代表句「古池や 蛙飛び込む 水の音」がきた!しかもだ。松尾芭蕉は実際に「忍者説」「隠密説」もあり、それも歌詞に反映させてんだ!『奥の細道』で各地まわったのが当時の人の足の速度と比べて速すぎるんじゃねーの?芭蕉って、忍者だったんじゃねーの?って説がマジであんだ!勉強になるね!

“快適なレザーシート
にもたれてしばしのシンギングタイム
柔らかく包みこむヒップラインから
生まれる575のパンチライン”


後半には、カタカナがたくさん登場!これはプリウスのカタログにのってる単語だ!そして快適なレザーシートのヒップラインと、俳句のパンチラインをかけてる歌詞がくるわけですよ!パンチラインの元の意味はHIPHOPで印象に残るところね。こんな快適なシートに座ってたら松尾芭蕉の俳句みてーな、印象に残る素敵なフレーズ書けちゃうんじゃないの?っつー見事なタイアップフレーズだからね!松尾芭蕉のこと学べて、さらにプリウスの良さも知れちゃう、とんでもねー歌だからね、これ!

っつーことで、「芭蕉」「はせを」って読むことも知らなくて、「そら」っていったらAV女優しか浮かばなくて、パンチラインは、パンチラのことだと思ってた私は、この曲で、もういろんなこと勉強しました。だから、みんなも水カン聴いて勉強して下さい。これ、テストに出るから!



TEXT:テイキけん

2013年からコムアイを主演とするユニットとして始動。メンバーはコムアイ(主演)、ケンモチヒデフミ(音楽)、Dir.F(その他)の3人だが、表に出るのは主演のコムアイのみとなっている。 2014年11月に発売した 『私を鬼ヶ島に連れてって』に収録されている楽曲「桃太郎」がWEBやラジオを中心に話題と···

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