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【歌詞コラム】欅坂46の『大人は信じてくれない』は大人とは何かを問いかけ続けている

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欅坂46は、今最も勢いがある女性アイドルグループと言っても過言ではないでしょう。もともとは乃木坂46の妹分としてスタートしましたが、既に独自の道を歩んでいます。注目度も高く、例えば『月曜日の朝、スカートを切られた』はタイトル・歌詞ともに賛否を呼んでいますね。

公開日:2017年9月1日 更新日:2017年9月1日


この記事の目次 []
  1. ・大人への反抗曲?『大人は信じてくれない』
  2. ・なぜこの曲を引き寄せたのか
  3. ・欅坂46 最新情報
  4. ・リリース情報
  5. ・商品情報
  6. ・欅坂46 Profile



欅坂は、デビュー曲からして『サイレント・マジョリティー』であり、反体制アイドル、大人への反抗と評されています。その代表例とも言えるのが『大人は信じてくれない』。センターの平手はテレビ番組で、まさに「大人は信じてくれない」という旨の発言をしています。メンバーから出てくる発言を歌詞にしているんですね。

この曲は、大人への反抗の曲なのでしょうか。


大人への反抗曲?『大人は信じてくれない』



“いいことなんかない
退屈な毎日さ
やりたいこともない
夢なんかひとつもない”



「いい」ことなんか「ない」「たい」くつな「まい」にちさ、やり「たい」ことも「ない」、ゆめなんかひとつも「ない」。『サイレントマジョリティー』同様に、「い」の音を連続させて冒頭からリズムを作ります。これで歌詞が入ってきやすくなるんですね。

いいことがなく、やりたいこともなく、夢もないような若者ばかりなのでしょうか。もう少し先の歌詞も見ます。


“大人は判ってくれない
胸が苦しいことさえ…
そうさ 自分が子供の頃を忘れているんだ”



「大人は判ってくれない」の歌詞が登場。映画好きな人ならピンとくるかもしれません。『大人は判ってくれない』という1959年のフランス映画が存在します。両親や学校から虐げられる12歳の少年の物語です。『大人は信じてくれない』というタイトルが、このフランス映画タイトルのオマージュだということが分かりますね。いつの時代も、子供は虐げられる立場なのです。

「自分が子供の頃を忘れているんだ」という歌詞が登場。これが重要です。人は、自分が立場が弱い側だったことをすぐ忘れてしまうのです。


大人とは、ただ単に年齢が20歳を超えていることではありません。大人らしさと思われている錯覚や、子供だからという偏見、立場の強い者が立場の弱い者を踏みにじる構造そのものを指しているのです。

“もし 痛みが消えないなら
自分自身傷つけて
もっと強い痛みで忘れてしまおうか
やさしさに触れるだけで
真っ赤な血が滲んでくる
僕が 僕がいなくなったって…
(誰にも…)”



後半、この曲のハイライトとも言える歌詞です。「自分自身傷つけて」という自殺や自傷を連想させる強い歌詞が出てきます。この歌詞を表現するように、自分の首を絞めたり、腕を切るような振付が登場します。メンバーが次々と一瞬で消えていく振付も良いですね。「もっと強い痛み」で一瞬は気付いてもらえるけれど、すぐ忘れさられていく現実を表現しています。

「僕がいなくなったって…」「誰にも…」「…」表記があります。これがあることでその先の歌詞を想像させる仕掛け。「誰にも気付いてもらえない」「誰にも迷惑かからない」などのフレーズが想像できます。

なぜこの曲を引き寄せたのか

なぜこのグループは、この曲を引き寄せたのか。それは平手が大人を信じてないからだけではありません。日本の自殺者数自体は減っていますが、実は10代、20代の死因で最も多いのは自殺です。事故よりも多いという現実がある。日本は少子高齢化をむかえているにも関わらず、若者の自殺が多いという、かなり深刻な問題を抱えているのです。そんな時代と欅坂の表現力はくしくもマッチしたんですね。


皮肉にも欅坂は、全体的に「大人しい」と言われ、身長160㎝を超える「大人っぽい」メンバーが多いグループです。そんな欅坂が歌うからこそ、『大人は信じてくれない』は輝きます


欅坂は歌詞、振付ともにチャレンジングなものが多く、今後もこの路線が続くなら賛否を呼ぶことでしょう。だからこそ欅坂46の音楽の意味があるのです。

欅坂46は、AKB48や乃木坂46等をプロデュースする秋元康氏により、2015年8月に誕生したアイドルグループ。 ファーストシングル、「サイレントマジョリティー」は26万枚を売り上げ、オリコン1位を獲得。その後も、平手友梨奈や渡邉理佐と言ったメンバーを中心に、ヒット曲を連発。2016年末には念願だ···

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