リサの人生初○○!

──まずは、リアルセレブのリサさんの9月27日のツイッターを読んでビックリしたんですけど、人生初のラーメンを食べたと。
リサ「食べました!」
──しょうゆラーメンの写真がアップされていましたが、お味はいかがでしたか?
リサ「思ったより美味しいぐらいで、それほど衝撃はなかったなぁと思ったんですけど(笑)
20代のうちに済ませておいてよかったなぁと思います。」
──ちなみに、カップラーメンを食べたことは?
リサ「ないです。」
──ラーメンの他に、これはまだ食べたことがないなぁというものはありますか?
リサ「回転寿司はないです。」
──私は逆に回ってない寿司の方がないです(笑)。牛丼は?
リサ「吉野家の牛丼を、父親が株主なので優待券が大量に届いて、高校生の時、友達と1回だけ行きました。それっきりです(笑)」
解散発表のコメントは2ヶ月かけて、ギリギリまで考えました

──8月1日に解散発表がありました。公式コメントから一部を抜粋させていただきます。
レナさんは「みんな、ごめんね。バニラビーンズを守りきれませんでした。」と。
レナ「その解散発表のコメントは2ヶ月かけて、ギリギリまで考えました。5月30日に(解散を)言われたんですけど、その日に1回書いていて、そこからだいぶ変えました。
でも、終わっちゃうけど、音楽は残り続けますって、どうにか自分を言い聞かせて。自分に向けて書いたような文章になったんですけど、ファンの方がどういうふうに受け取ってくれたかっていうのは、怖くて聞けないです。」

──リサさんは「素直な気持ちと向き合うと、今は大きな寂しさと、そこに見え隠れする悔しさで心がいっぱい」と。
リサ「解散が決まってから発表までは2ヶ月ぐらいあったので、悲しいという気持ちはなくて。
それよりも、今までいた場所だったり、一緒にやってきた人たちだったりとか、会いに来てくれるファンの人たちに会えなくなると思うと、寂しさの方が圧倒的に大きいなと思って、素直な気持ちをシンプルに書きました。」
解散9日前の心境
──解散発表直後に「TIF」がありました。2010年の第1回から皆勤賞のバニビさんにとっては、特別な思いがあったんじゃないかなと思います。最後のTIFはいかがでしたか?レナ「また来年もバニラビーンズは出るんじゃないかと思わせるようなパフォーマンスが出来たかなと思います。
唯一、『来年もまた会いましょう』って言えなかったことが悔しかったんですけど、『これからもTIFは続くので、来年もまた遊びに来て下さいね』って、私たちが言えることはそれが一番かなって思ったので、それを言って、ハケました。」
リサ「夏は必ずTIFでライブをして、汗をかいて、ヘトヘトになるのが恒例行事だったので、それも最後なんだと思うと、やっぱり寂しさはありました。でも、いい夏を過ごしてきたなと、ライブをしていて思いました。」
──ファンの方からは、どんなことを言われましたか?
レナ「私たちが、どちらかというと、あっけらかんとしていて、『解散しまーす!』『えーっ!?』みたいなMCをしちゃうので、お客さんも、自分たちもしっかりしなきゃって思ったのか、そんなに悲しい感じで声をかけてくる人はほとんどいなくて、『お疲れ様』って言われるのが多かったです。
『11年間アイドルでいてくれて、ありがとう』っていう言葉が一番多かったなぁっていう印象があります。」
──他のアイドルさんからは?
レナ「アプガのメンバーが、『バニビ姉さ~ん!』って来てくれて、みんな泣きそうな感じで、『何でやめちゃうの?』って言ってくれたことが印象に残っています。
あと、PASSPO☆ちゃんも、『解散組だね~』って。フィナーレの時、隣だったので。その時はしんみりしましたね。」
──PASSPO☆さんは9月22日、ベイビーレイズJAPANさんは9月24日に解散となりました。バニビさんはあと9日ですが、今の心境を聞かせて下さい。
レナ「この後、神戸のお客さんと対面するんですけど、顔を合わせるのが辛いなぁって、ステージに上がる前は気が重いです。ステージに上がったら大丈夫だと思うんですけど。
解散を発表した後は、自分たちが悲しいとか、寂しいとかよりも、今まで私たちの現場に来てくれていた人が、どうなっちゃうんだろうっていう心配の方が大きいんですよね。そのあたりのケアを大事にしていきたいです。」
──ファンの皆さんへの気遣いの方が気持ち的には勝っているわけですね。よく解散直前のアイドルの皆さんは「まだ実感がない」と、おっしゃることが多いんですけど。
レナ「実感がないのは同じですね。安室ちゃんがラストライブの直前に、『いよいよ時が来た』って言っていて、安室ちゃんですら、直前にならないと実感しないんだなと思って。
解散した後も実感がないかもしれないです。長期休暇ぐらいの感覚でいるのかなと思います。」
──リサさんはいかがでしょうか?
リサ「あと9日しかないのか、9日もあるのかっていうのがあって…。」
レナ「(深くうなずいて)うん。」
リサ「それは2ヶ月前と一緒だなって。あと2ヶ月しかない、いや2ヶ月もあるみたいな。
ありがたいことに、毎日のようにライブがあるので、それをひとつひとつ丁寧に、楽しんでいくしかないなと思っています。
(解散は)来月っていうイメージがあったから、まだまだ先だなと思っていたんですけど、あと9日って聞いて、意外とすぐだなって。時が来ている!と思いました(笑)」
アイドル人生で一番の親孝行

──9月24日、「イナズマロックフェス」に4年ぶり2回目の出演を果たしました。ステージの映像をチェックさせていただきましたが、そのMCでも、あっけらかんと「私たち解散しま~す!」みたいな(笑)
2人「(笑)」
──レナさんにとっては、地元の滋賀県でのラストライブになりました。
レナ「あのサブステージに2回出た人って、ほとんどいなくて、異例なんですよ。それは、事務所からも私たちからも、バニラビーンズ解散するのでって、お願いして、『イナズマも10周年だし、一緒に盛り上げて下さい!』っていうことで、出演させていただいたんです。
アイドル人生の中で一番の親孝行が出来たかなと。4年前も家族が観に来てくれたんですけど、お父さん、お母さん、お姉ちゃん、妹が。でも今年は甥っ子(妹の子ども)も来てくれて、まだ生まれて6ヶ月なんですけど、大きくなった時に、ライブ観たって言ってくれたら嬉しいなって。6ヶ月って覚えているものなんですかね?」
──覚えてないです(笑)
レナ「ショック~!(笑)」
リサ「(笑)」
レナ「ステージに出た時、妹が子どもを抱え上げていて、あっ!って、その瞬間は伯母になりました(笑)。それがすごく嬉しかったですね。時が経つと、家族も増える(笑)。もう思い残すことはないです。」
──主催の西川貴教さんからは何と言われましたか?
レナ「イナズマロックフェスは、1年目だけお仕事で観に行けなかったんですけど、2年目からは毎年プライベートで観に行っているんです。
西川さんからは、『イナズマのことも愛してくれているし、滋賀のことも大事にしてくれているから、最後に出てもらえてよかった。これからもイナズマよろしく!』っていう感じで、声をかけていただきました。」
──リサさんはいかがでしたか?
リサ「レナちゃんの地元なので、連れて行ってもらった感じです。そんなことがなかったら、出演させてもらえることもなかったと思いますし。
私は東京で生まれて、東京で育っているので、凱旋ライブって言える場所がないんです。あと、地元にはこんなにいいものがあるとか、ラジオに出て、『帰って来ました!』とか、そういうのが一切ないので、すごく羨ましいなと思いました。でも、その空間に一緒にいれたことが、すごく嬉しかったです。」
北欧の風にのってやってきた、清楚でイノセンスな雰囲気を持つ“オシャレ系アイドル”。キノコ頭担当:レナと外はね頭担当:リサの二人組。 数々のユニークなプロモーションを行なう“実験型アイドル”でもある一方で、ビジュアルとサウンドは一流クリエーター達の手によって徹底的にオシャレに作られ···
