セクシーMVの撮影裏側
──あのMVは同じポーズで衣装バージョンと下着バージョンで計2回撮ったような感じですか?水野まい:はい、同じポーズで。
桜子:「もうちょっとひじ中ですね〜」って(笑)。
──皆さんとてもかっこよかったですが、ポーズもご自身で決められたんですか?
全員:そうですね!
──自分の一番魅せたいところを出したような。
村上瑠美奈:そういう感じで決めました。あんまりかぶらなかったよね!
──MVに関して、ご自身のシーンの見どころを伺っていきたいと思います。
沢口けいこ:私、キスシーンです!ブラジャーの衝撃にやられてサッと過ぎちゃうんですけど、私キスシーンがありまして。ちょっとそこを見ていただいたら。
けっこう何回かキスして、アクリル板にキスしてたんですけど、鼻が何回も当たっちゃうというNGをいっぱい出しながらやったんで、そこを見てほしいです(笑)。
──確かに、"下着うわー!!!"って思って頭がいっぱいに(笑)。
沢口けいこ:だんだん後半になるにつれてすごいですよね。どんどんどんどん脱いでいくみたいな。
──最初のお着替えシーンのシルエットだけでけっこうドキドキしちゃったのに…だんだん激しくなってきて!
村上瑠美奈:出るんだ、ここも!みたいな(笑)。
──すごくゴージャスでした。では続いて水野さんのMV注目ポイントもお願いします。
水野まい:私のこと貧乳だと思っているファンの方が前から多くて、「あれ絶対詰めてるし」とか「テープとかで引っ張って持って来たでしょ」って言われてたんです。
けど、テープなんか使ってない!ナチュラルだ!って言ってやったんです、握手会で(笑)。今回のMVでは1番終わりのところで胸元が映っているところがあるんですけど、注目してほしいですね。
村上瑠美奈:言ってやったんですって(笑)。
全員:(笑)
水野まい:今回あんまり脱ぐことがないんで、自分の中でもめずらしく"どうだ!"って自信持っていけたショットです。
──偽物じゃないんですね。ナチュラルな。
水野まい:ちゃんとナチュラルで、作ってないぞ!と言ってやったんです(笑)!
──ありがとうございます。大きめの文字で書いときます(笑)
水野まい:恥ずかしい(笑)。
桜子:私はホックを外すところですかね。そんなとこ撮られることなんてもう死ぬまでにないと思うんで。
──ちなみにこれ聞いていいのか分からないんですけど、皆さんご自身の下着ですか?
桜子:違います(笑)!
水野まい:用意して頂いた衣装です。
村上瑠美奈:自前にしたらよかったですね。
沢口けいこ:リアルに行けばよかったかな。
桜子:自前エロ!
まえだゆう:しかし自分じゃあんまり着たことのないような下着とか。
村上瑠美奈:ちゃんころぴー特にね。
まえだゆう:普段全く着ないのだったんで、ちょっと新鮮でした。
湊あかね:私が注目してほしいのは…Aメロのパパパっと下着になったり服になったりする、そこが一番好きなんですよ。ほどよいエロ。でも私ちょっと過激すぎてカットされているんですよ(笑)。
沢口けいこ:あかねんめちゃくちゃカットされてる(笑)。
──何をしてそうなったんですか(笑)!?
沢口けいこ:けっこうノリノリに特攻隊長みたいな感じで、全部撮影とか6人分全部撮るってなったらだいたい一番目に行ってくれて、サッと撮ってサッと帰ってくるっていう潔さがあったんですけど、潔すぎたのかな?
村上瑠美奈:うちらの記憶の中だけにね。
まえだゆう:わお!ってなったもん。
水野まい:本当にキャー!って言ってました、撮影中。
桜子:1個目終わってすぐ、あかねん、ちょっとエロすぎる、って言ったもんね。何だろう、同じ服着ているのにさ、もうエロかったよね。
水野まい:あふれ出てたよね。ダダ洩れ。
──観たかったです…(笑)。まえださんはいかがですか?
まえだゆう:ここっていうところはどっちかと言いますと、自分のパートで「じゃなきゃツマラナイよ」って言っているんですけど、そこがけっこうファンの人にも耳に残るよって言ってもらえるので、そこを注目して聴いてほしいなと思います。
沢口けいこ:メンバーからもめちゃめちゃいじられているんですよ。
まえだゆう:握手会でもけっこう真似してくれる人がいる。
桜子:「ちゃんなんかツマラナイよ」って聴こえるよね。
まえだゆう:…ポリポリ。
村上瑠美奈:うちは1サビのところであかねんと2人で、、あかねんが後ろからこうやって来るシーン。
湊あかね:急な百合っていう(笑)。
村上瑠美奈:丸1日撮影していた最後にそのシーンを撮って、変なテンションになって2人で撮ったので私たちも印象に残りましたね。
できあがってミュージックビデオ公開してからもけっこうそこのシーンの画像を切り取ってファンの人がつぶやいてくれているのがたくさんあったので、印象に残ってくれているんだなと思って。
湊あかね:残るでしょ。衝撃でしょ。衝撃映像すぎるでしょ!
村上瑠美奈:監督に、「これは好き同士ってことでいいんですか?」って確認されましたね。
──一番最後に撮ったシーンだから、ナチュラルハイ的な感じだったんですかね?
湊あかね:最初私が座りでって言われてて、瑠美奈ちゃん後ろだったんですけどやっぱり違うなってなって。私が後ろからやるんだ!みたいな。
村上瑠美奈:あかねんの手がどうやって回ってくるか本番まで分からないじゃないですか。それに合わせて手を動かしている感じで、1回目とかもろエルボーになって、うぅーって。
水野まい:苦しそうで動けない瑠美奈が画面に映っているんですよ(笑)。
村上瑠美奈:あかねさんあかねさん、違う、それ違う、って(笑)
水野まい:カタカタカタってなってたもん、本当(笑)
村上瑠美奈:締めに行っちゃった(笑)
まえだが英語に苦戦!『NAKED』の歌詞
──続いて表題曲『NAKED』について伺います。『NAKED』を受け取った時の印象ってどうでした?全員:超カッコイイと思いました!
村上瑠美奈:キャッチーさもあって、すぐこの曲やりたいですって。
──何曲か候補があったんですね。
沢口けいこ:はい、10曲以上聴かせてもらった時に一番印象に残っていたのが『NAKED』のサビで。すごい曲の力だなと思いました。
桜子:1回聞いて忘れなかった。
まえだゆう:prediaのすごいのは、しかしそれだけ候補があってもだいたい選ぶのが一致して、みんながこの曲だねって納得してみんなが大好きな曲がけっこう選ばれてます。
──私も『NAKED』本当にめっちゃいいトラックだし、カッコイイと思います。「Nobody can」のところでちょっと音変わるところも好きです!
村上瑠美奈:いいですよね。けっこうインストアイベントでもライブでもやってきているので、「Yes!!」とか「インサイド」「インファイト」、とか掛け声後から出てくるのをファンの人が一緒にやってくれるようになってきたんです。
まえだゆう:しかし振り付けも今回めちゃくちゃ簡単で、けっこうファンの人はだいたい1回2回聞いたら覚えてくれてます。
湊あかね:「めちゃくちゃ簡単」って(笑)。ちゃんころぴーがめちゃくちゃ難しくしているんですよ!振り付けの講座をちゃんころぴーがするんですけど、めちゃくちゃ簡単なはずなのに、めちゃくちゃややこしくなって(笑)。
沢口けいこ:ややこしくはなっているかも。
水野まい:ちゃんころぴーバージョンね。
沢口けいこ:説明がへたくそなんですよ。
桜子:「右手をまずばってんにして左手をつまり…左手でばってん。」
湊あかね:「ピースして…」
桜子:「表…裏?こう?顔に、ペタ。」(笑)
沢口けいこ:似てる、似てる(笑)
湊あかね:逆に難しいみたいな。
まえだゆう:しかしみんなできているからさ。
沢口けいこ:ちゃんのおかげでできるようになってる、みんな(笑)
──『NAKED』の歌詞についても触れていきたいなと思うんですけど、英語部分の歌い方がめちゃめちゃカッコいいですよね!
村上瑠美奈:レコーディングの時も英語の部分は歌い方というか発音の仕方とかもこだわって録ったりして。
沢口けいこ:ちゃんころぴーがひどかったですよ、英語。ずっとできなくて(笑)。
まえだゆう:「21 age」のところが全然。何て言ってたんだっけ?
沢口けいこ:何だっけ。何か全然関係ないこと言っていて、みんなの声と混ぜても混ざらないというレベルでダメだったから、ちゃんに合わせてカタカナで「エイジ」って横に書いてもらって、もう普通に日本語読んでいる感覚でいいと (笑)。
まえだゆう:みんなでカタカナにするところから始めました。
沢口けいこ:ちゃんの為だけにですよ。
まえだゆう:でもしかしそっちだったら最後OKだったんだよ!
沢口けいこ:最初に4行英語の歌詞があって、なぜか4行目だけちゃんめっちゃうまいんです(笑)。
湊あかね:「so crazy」。
まえだゆう:読みやすかった、一番。2行目が一番難しい。
──ちなみにここの英語の歌詞で歌われているのは21歳過ぎたら…どうっていうことなんですか?
村上瑠美奈:あなたによって熟されていくっていうような。
──prediaの皆さんは21歳過ぎて何か変化があったような感じあります?21歳になってから大人になったな、とか。
村上瑠美奈:21の時何やってたかな、私。
水野まい:predia始めたたくらいかな。
沢口けいこ:確かに、これ作ってくれた方が「みんなだいたい21くらいでpredia始めたでしょ?」って言ってたので、そういう意味も歌詞に込められているのかもしれないです。
まえだゆう:確かに。ちゃんは上京が21だ!21は転機があるのかもしれない。
桜子:私もpredia21くらいだ。そうだ。
湊あかね:ハタチ超えて酸いも甘いも知っていく。
──皆さんも共感できるフレーズになるんですね。そして日本語の部分もメロディーの感じがあってか、英語っぽく歌っているような印象もありました。
湊あかね:確かに「シンデレラ」とかも「シィンデレゥラ」とか。そうしたら英語っぽく聞こえるでしょ、って言われながら歌いました。
──作詞作曲のJazzin'park、Satoru Kuriharaさんもレコーディングに立ち会われたんですね。
村上瑠美奈:けっこうprediaの曲を何曲も書いてくださっていて、prediaっぽさみたいなのをすごい分かってくれているので、毎回今のprediaに合った歌詞だったりをピンポイントで書いてくださります。
──今のprediaに合った歌詞というのは、例えば今作『NAKED』で言うとどういったところでしょう?
村上瑠美奈:音に関してもこれまではもうちょっと歌謡曲っぽいものをJ-POPに混ぜたようなのをJazzin'さんたくさん書いてくださっていて、そこから『Hotel Sunset』という2作前の曲でちょっとまた雰囲気が変わってきて。
もっと今のもカッコよさというのを分かりやすくみんなに伝わるような曲を歌いたいなという希望を形にしてくれている感じですかね。
まえだゆう:言葉にするの難しいね。
──ありがとうございます。ちなみに『NAKED』で気になった歌詞があって…「奥歯に詰まった毒リンゴ」って歌っているのはどなたですか?
水野まい:(手を挙げる)
──「奥歯に詰まった毒リンゴ」!?!?って思いますよね(笑)。
沢口けいこ:思いますよね(笑)。
桜子:斬新な。
水野まい:でも、デモを聴いたときに一番ここ歌いたいなと思っていたんです!なんとなく自分が毒リンゴっぽいなと思って(笑)。そしたらゲットできたので嬉しかったです、
──この歌詞はどう解釈していらっしゃいますか?奥歯に詰まった毒リンゴ…
水野まい:自分の奥底にあるものがとれないみたいな感じなのかなと。
桜子:それぞれ違うかもしれないけど。
まえだゆう:歯垢みたいにかけらが詰まっていると思ってた。
沢口けいこ:歯垢(笑)
桜子:リアルなやつじゃん(笑)
まえだゆう:とれないな、みたいなのじゃないんだ。
水野まい:「ご乱心」だからそういうことだよね。
まえだゆう:虫歯になりそうだけど大丈夫だよ、みたいな。
桜子:ヤバイヤバイ(笑)
まえだゆう:違う、ごめんなさい、今のなしで!
桜子:でも正解は分からないから!
村上瑠美奈:受け取り手に任せているよだからそれも正解だよ!
まえだゆう:ポリポリ。