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頑張る“あなたへ“の応援歌・嵐「BRAVE」の歌詞を紐解く

嵐の57枚目のシングル『BRAVE』(ブレイブ)は、令和になっての初シングルであり、活動休止を発表後の初リリース曲でもある。今回の楽曲は、今までにない嵐のかっこよさがある。歌詞を紐解いていこう。

この曲のイメージはラグビー日本代表

『BRAVE』は、日本テレビ系ラグビーワールドカップ2019イメージソングに起用されている。

嵐の楽曲の中でロック感を感じられる新しいメロディーになっているのも、特徴的である。

タイトル『BRAVE』には、「勇敢な人」や「戦士(北米先住民族)」、形容詞であれば「勇敢な」などの意味をがある。

そして、日本のラグビー代表は「Brave Blossoms」(ブレイブブロッサムズ)という愛称がついている。

ラグビーの日本代表の愛称にもある『BRAVE』が、タイトルとして付けられており、歌詞の中にもラグビーを連想させる言葉がたくさんある。

曲の冒頭から英語の歌詞に熱い想い


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We're gonna rock the world now
Hey!We're gonna rock the world
We're gonna change the world now
Yeah gonna change the world now
We're never gonna look back
Struggling to do what I wanna do
We're never gonna give up
Oh gonna give up
Hey! Hey!
≪BRAVE 歌詞より抜粋≫
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曲の冒頭から英語の歌詞でかっこよく始まるのが印象的だ。

英語の歌詞の意味を見てみよう。

「We’re gonna rock the world now(俺たちは(今から)世界を揺るがす)」

ここには、日本代表のラグビー選手たちが、世界を相手に1点でも多く点を取りに行って驚かせてやるんだ。というような熱い気持ちが見える。

「We’re gonna change the world now(俺たちは世界を変えるつもりだ)」

世界の選手と比べると体格の小さい日本人選手たちが、チーム一丸となって「勝ち」にこだわっていくことが伝わってくる。

「We’re never gonna look back(振り返るつもりはない)」

後ろを振り返らず、自分たちがやってきた練習を信じて前に進むだけだ。というポジティブな気持ちが感じられる。

「We’re never gonna give up(決してあきらめない)」

試合では、どんな展開になるかやってみないと分からない。厳しい試合もあるかもしれない。

けれど最後まで戦い抜く諦めない心の強さが強く出ている歌詞になっている。

ラグビー選手の練習風景が見える


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同じ時代を背負い 荒野を切り拓く
無数の運命が 引き寄せたComrade We're ready to go
泥に塗れてもSame way 何度も這い上がりOne day
抱き続ける願い 必ずRealize

大地踏みしめて 雲間さえ 切り裂くように 叫ぶOne for all
≪BRAVE 歌詞より抜粋≫
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ここの歌詞では、ラグビー選手のことだけでなく、何かに向かって頑張っている全ての人への応援をしてくれている言葉のようだ。

嵐自身が、平成に誕生し、辛いことを経験しながらも、誰もが名前を知ってくれるまでの道のりは、荒野そのものだっただろう。

自分たちの力で切り開いてきた嵐だからこそ生まれた歌詞だと言える。

「Comrade We’re ready to go(同志たち、俺たちは行く準備が出来てるぜ?)」と問いかけてくれている。

泥まみれになりながら「Same way(同じ練習)」をして何度も這い上がっていく選手達の練習風景が見えるようだ。

One for All,All for One!!

「大地踏みしめて雲間さえ切り裂くように叫ぶ One for All」の歌詞の「One for All」とは、ラグビーでよく使う用語であり「One for All,All for One」のことである。トライのことを指しているのだ。

ラグビー界では、「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」という意味になる。

1つの目的を達成するために、チームが協力し合い、仲間のために。

誰一人、目的がブレることなくという意味を込めて「One for All,All for One」を空に響かせているのだろう。

「One for All,All for One」は、ラグビーだけでなく、1つの目標を達成するためには、自分1人では達することができないことを教えてくれているようだ。

サビは仲間と一緒にを強調している



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揺るぎないチカラ合わせて 突き進んでいこうWinding road
時に迫るFright 乗り越えた数だけBright Yeah
脈打つ幾つもの鼓動 共鳴すれば We're not scared
さあ 立ち塞がる 砂埃かき分けて 限界の先へ 挑もう
≪BRAVE 歌詞より抜粋≫
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皆で力を合わせて、突き進めば「Winding road(曲がりくねっている道)」でも、迫ってくる「Fright(恐怖)」であったとしても乗り越えた数だけ「Bright(明るい)」未来があることを案じてている歌詞になっている。

1人1人の仲間の心臓の音が同じであれば、「We’re not scared(俺たちは怖くない)」。

自分たちの前に立ちふさがっている高い壁に挑み続けて、自分の中の限界のその向こうへと挑み続けようという高い目標が見えるようだ。

限界の先を突破したものにしか見えない景色がきっとあるはずだ。

印象的な櫻井翔のラップ詞を紐解く


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気持ちは前へ進んで行こうぜbaby
倒れた俺のことなら越えて行って
犠牲も捧げて We're gonna take it
闘いのあとなら全てを讃えて

後ろへ放る 明日へのball
頂上で合流 夢の道中
Hey! one for all and all for you
≪BRAVE 歌詞より抜粋≫
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ここの歌詞は、櫻井翔が作詞をしているラップ詞の部分だ。

たくさんの人々を鼓舞してくれている歌詞になっている所がポイントだ。また、ラグビーになぞらえている歌詞もある。

“自己犠牲の精神“があるラガーマンのことを「犠牲も捧げて」と表現をしており、「We’re gonna take it」には、ボールを必死で追いかけるという意味が込められている。

ラグビーは、グラウンドの格闘技とも呼ばれているスポーツだ。

しかし試合が終了するとお互いを称え合うスポーツでもある。

本楽曲のラップ詞は、ラグビー選手のスポーツマンシップを称えている歌詞なのだ。

「BRAVE」は世界中の人への応援歌に



嵐57枚目のシングル曲『BRAVE』は、ラグビー日本代表の応援ソングという位置づけになっているが、歌詞のひとつずつを紐解いていくと、自分の身近な所にも当てはまるのではないだろうか。

1人では、達成することができない目標も、仲間がいれば達成することができるかもしれない。

独りよがりになるのではなく、周りを見るようにとアドバイスをくれているような楽曲だといえる。

立ち止まってしまった時には是非、嵐『BRAVE』を聴いてほしい。

TEXT pooh_nm77

嵐は1999年9月15日結成に結成された、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループで、メンバーは相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔の5人で構成されている。 レコード会社はジェイ・ストーム。 なお、1999年の結成から20年近くが経ちながらも、いまだにメンバー変遷が全く無いことは、···

この特集へのレビュー

女性

ここるん

2020/01/27 20:45

嵐の曲は、世界中の人に応援している
そんな曲が多いです。
私も、嵐からたくさんの愛情と勇気を
もらっています。

女性

櫻井翔子

2019/09/25 16:44

嵐の曲はいつも元気もらってます!

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