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スピッツが探しつづける「愛のことば」とは何か?

突然で恐縮だが、「愛」ほどたくさんのアーティストに歌われてきた言葉はないし、歌のテーマになっている言葉はない。 その反対に「愛」ほど実体があるようでつかみどころのない言葉もない。 「愛している」と口に出して言った瞬間にそれがありふれた言葉に変わってしまう、という経験がある人は多いと思う。 そんな実体があるようでない蜃気楼のようなマジックワードについての曲がスピッツ「愛のことば」だ。

スピッツ『チェリー』が多くのアーティストにカヴァーされるのはなぜか

今年で結成30周年を迎え、2017年7月5日にはシングルコレクションを発売するスピッツ。収録曲はデビューシングルの『ヒバリのこころ』から最新シングル『みなと』までの全シングルと新曲の『ベビーメロウ』、『歌ウサギ』、『1987→』の計45曲となっている。今回はその中から「御三家」(『ロビンソン』、『空も飛べるはず』、『チェリー』)と呼ばれている曲のひとつ『チェリー』の歌詞を紐解いていきたい。

「シロクマ」でスピッツを再確認する「スピッツらしさ」

シロクマは、動物園のような狭い空間ではシロクマらしさを失いやすい。なぜなら、あの北極の見渡す限り白い氷という、広大な環境を動物園では再現することが不可能だからだ。動物園のシロクマは、左右に行ったり来たりという異常行動をすることが多くなる。