特集一覧 洋楽 & コラム

マイケル・ジャクソン『スリラー』:映像にこだわり続けたエンターテイナー

史上最も売れたアルバム、マイケル・ジャクソンのアルバム『スリラー』。怪物級の売上枚数を誇るアルバムですが、怪物といえば、同アルバムからのシングルカット『スリラー』のプロモーションビデオがまさに象徴的です。その内容は映画し仕立てで、街に大勢の怪物が現れると主演のマイケルもゾンビに変身するというものでした。

謎単語だらけのクイーン『ボヘミアン・ラプソディ』

クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』は、1975年10月31日に発表された楽曲です。その歌詞については、そのまま読めば「気ままに生きてきた主人公が人を殺めてしまい逃げ延びようとするものの、ついには悪魔にとらわれてしまい観念する」という内容です。今回はそれ以上の深い意味を求めることはいたしません。

三行でわかるジェームズ・ブラウンのソウル

「ソウルの帝王」ジェームズ・ブラウンがレコードデビューを果たした1956年前後、ブラックミュージック界隈では新しい表現方法が芽吹き始めていました。レイ・チャールズをはじめとするR&Bアーティストたちが、本来神への信仰心を歌うべきゴスペルのスタイルをあからさまに借りたポップソングを放ち始めたのです。ブラウンのデビュー曲である『プリーズ、プリーズ、プリーズ』もまた、そんな風潮の中で生まれた曲でしたが、特異な点がありました。

ふんわりと読み解く『ホテル・カリフォルニア』の"1969年問題"

以前、イーグルスの1976年の名曲『ホテル・カリフォルニア』について書きましたが、この曲の歌詞の中で最も議論を呼ぶ一節について触れてみたいと思います。

映画的に読み解くイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』

イーグルスの名曲『ホテルカリフォルニア』は、メンバーであるグレン・フライによる映画シナリオのアイディアが元となっているといわれています。 実際にメインで書き上げたのは共同作詞者のドン・ヘンリーのようですが、そうした経緯をヒントにこの曲を眺めてみますと、なるほど映画のシナリオらしい「三幕構成」に分けることも可能だということに気がつきました。

"アメリカで最も偉大な詩人"の愛の告白

2016年にノーベル文学賞を受賞したあのボブ・ディランがかつて「今生きているなかで最も素晴らしい詩人」と讃えたアーティスト、スモーキー・ロビンソン。例えば、彼の代表曲『トラックス・オブ・マイ・ティアーズ』にみられる、その分かりやすくかつ美しい詩的表現、流れるような韻律のリズムには、普遍的な美しさがあります。このロマンチックなポップソングのお手本のような歌詞から、普遍の愛の告白を学んでみませんか。