奇跡きせきのドアは誰だれが開あける?
悲かなしみの深ふかい森もりに
光ひかりさえ遮さえぎられた鬱蒼うっそうと茂しげった木々きぎの中なか
時代じだいの雨風あめかぜにさらされ 無残むざんなほど朽くち果はてて
その存在そんざいも忘わすれられた太古たいこの夢ゆめの入いり口ぐち
奇跡きせきのドアは誰だれが開あける?
人々ひとびとは噂うわさしてる
古ふるい地図ちずは残のこってない 僅わずかな伝聞でんぶんの信憑性しんぴょうせい
宝たからを求もとめる者ものたちが目指めざしたあの栄光えいこうは
すべて幻まぼろしだったんだと学者がくしゃは結論けつろんづけた
どんな願ねがい事ごとも
叶かなうなんて馬鹿ばかげているよ
翼つばさなくても飛とべると言いうのか?
可能性かのうせいはゼロだ
僕ぼくらは諦あきらめない
無駄むだなことだと言いわれても
暗闇くらやみを抜ぬけ 木きの枝えだ払はらいながら
傷きずつき血ちを流ながして
辿たどり着つくまで探さがし続つづける
走はしらなきゃ生いきる意味いみは見みつからない
最後さいごの鍵かぎを誰だれが掛かけた?
不幸ふしあわせ 閉とじ込こめたか?
希望きぼうなんか持もつなよと神様かみさまが封印ふういんさせたか?
世界せかいは勝者しょうしゃと敗者はいしゃとに いつの間まにか分わけられて
やがて何なにかに挑いどむことは一ひとつの罪つみに問とわれた
ここで祈いのるよりも
街まちを捨すてて旅たびに出でるんだ
道みちで倒たおれるなら土つちの上うえがいい
アスファルトは嫌いやだ
誰だれにも止とめられない
自分じぶんの未来みらい 信しんじたい
太陽たいようのない 不安ふあんを走はしり抜ぬける
答こたえが出でなくたって
手てが届とどくまで 踵かかと下おろさず
全力ぜんりょくで約束やくそくの地ち 見みつけよう
ある日ひ ふいに
見みつけたんだ
走はしろうと前まえを向むいた時とき
見みたことないドア
僕ぼくらは諦あきらめない
無駄むだなことだと言いわれても
暗闇くらやみを抜ぬけ 木きの枝えだ払はらいながら
傷きずつき血ちを流ながして
辿たどり着つくまで探さがし続つづける
走はしらなきゃ生いきる意味いみは見みつからない
奇跡kisekiのnoドアdoaはha誰dareがga開aけるkeru?
悲kanaしみのshimino深fukaいi森moriにni
光hikariさえsae遮saegiられたrareta鬱蒼ussouとto茂shigeったtta木々kigiのno中naka
時代jidaiのno雨風amekazeにさらされnisarasare 無残muzanなほどnahodo朽kuちchi果haててtete
そのsono存在sonzaiもmo忘wasuれられたrerareta太古taikoのno夢yumeのno入iりri口guchi
奇跡kisekiのnoドアdoaはha誰dareがga開aけるkeru?
人々hitobitoはha噂uwasaしてるshiteru
古furuいi地図chizuはha残nokoってないttenai 僅wazuかなkana伝聞denbunのno信憑性shinpyousei
宝takaraをwo求motoめるmeru者monoたちがtachiga目指mezaしたあのshitaano栄光eikouはha
すべてsubete幻maboroshiだったんだとdattandato学者gakusyaはha結論ketsuronづけたduketa
どんなdonna願negaいi事gotoもmo
叶kanaうなんてunante馬鹿bakaげているよgeteiruyo
翼tsubasaなくてもnakutemo飛toべるとberuto言iうのかunoka?
可能性kanouseiはhaゼロzeroだda
僕bokuらはraha諦akiraめないmenai
無駄mudaなことだとnakotodato言iわれてもwaretemo
暗闇kurayamiをwo抜nuけke 木kiのno枝eda払haraいながらinagara
傷kizuつきtsuki血chiをwo流nagaしてshite
辿tadoりri着tsuくまでkumade探sagaしshi続tsuduけるkeru
走hashiらなきゃranakya生iきるkiru意味imiはha見miつからないtsukaranai
最後saigoのno鍵kagiをwo誰dareがga掛kaけたketa?
不幸fushiawaせse 閉toじji込koめたかmetaka?
希望kibouなんかnanka持moつなよとtsunayoto神様kamisamaがga封印fuuinさせたかsasetaka?
世界sekaiはha勝者syousyaとto敗者haisyaとにtoni いつのitsuno間maにかnika分waけられてkerarete
やがてyagate何naniかにkani挑idoむことはmukotoha一hitoつのtsuno罪tsumiにni問toわれたwareta
ここでkokode祈inoるよりもruyorimo
街machiをwo捨suててtete旅tabiにni出deるんだrunda
道michiでde倒taoれるならrerunara土tsuchiのno上ueがいいgaii
アスファルトasufarutoはha嫌iyaだda
誰dareにもnimo止toめられないmerarenai
自分jibunのno未来mirai 信shinじたいjitai
太陽taiyouのないnonai 不安fuanをwo走hashiりri抜nuけるkeru
答kotaえがega出deなくたってnakutatte
手teがga届todoくまでkumade 踵kakato下oろさずrosazu
全力zenryokuでde約束yakusokuのno地chi 見miつけようtsukeyou
あるaru日hi ふいにfuini
見miつけたんだtsuketanda
走hashiろうとrouto前maeをwo向muいたita時toki
見miたことないtakotonaiドアdoa
僕bokuらはraha諦akiraめないmenai
無駄mudaなことだとnakotodato言iわれてもwaretemo
暗闇kurayamiをwo抜nuけke 木kiのno枝eda払haraいながらinagara
傷kizuつきtsuki血chiをwo流nagaしてshite
辿tadoりri着tsuくまでkumade探sagaしshi続tsuduけるkeru
走hashiらなきゃranakya生iきるkiru意味imiはha見miつからないtsukaranai