小ちいさくて 散ちれ散ぢれで もう形かたちもない
涙なみだの跡あと ぐんぐん 蜃気楼しんきろうになっていく
雲くものように 膨ふくらんだ 小ちいさな涙なみだは
君きみのようになってさ
僕ぼくを呼よんでる気きがして
「夢ゆめでなら会あえない?」だなんて
バカだな
一度いちどだけでも話はなしをさせてよ
忘わすれるから
もう一度いちど
時計とけいの針はりを指ゆびで戻もどせば 君きみは僕ぼくの横よこで笑わらうの?
心こころの奥おくに君きみが刺ささったままで
今いまもずっと抜ぬけないよ
くるくると 君きみの影かげ 漂ただよい続つづける
掴つかめないままで 僕ぼくの周まわりを舞まう
透すき通とおる 君きみが今いま 僕ぼくに抱だきついた
からかってるのかい?
手ての中なかは空そらの宇宙うちゅう
「夢ゆめでだけ会あえたら」だなんて
嘘うそだよ
一度いちどだけでも抱だきしめさせてよ
忘わすれないよ
例たとえば
時計とけいの針はりが過去かこに戻もどって 君きみを攫さらってきても
僕ぼくらが同おなじ未来みらいを進すすむのならば
きっと意味いみなんてない 解わかるのに
開ひらく窓まどから 雲くもが逃にげていく 楽たのしそうに飛とんで
僕ぼくに笑わらいかけて手てを振ふるみたいに 空そらに消きえてく
あと少すこし このままでいい?
時計とけいの針はりを先さきに進すすめて 僕ぼくも追おいつけたらいいのに
心こころの奥おくの君きみが笑わらったままで
今いまもずっと動うごけない
小chiiさくてsakute 散chiれre散jiれでrede もうmou形katachiもないmonai
涙namidaのno跡ato ぐんぐんgungun 蜃気楼shinkirouになっていくninatteiku
雲kumoのようにnoyouni 膨fukuらんだranda 小chiiさなsana涙namidaはha
君kimiのようになってさnoyouninattesa
僕bokuをwo呼yoんでるnderu気kiがしてgashite
「夢yumeでならdenara会aえないenai?」だなんてdanante
バカbakaだなdana
一度ichidoだけでもdakedemo話hanashiをさせてよwosaseteyo
忘wasuれるからrerukara
もうmou一度ichido
時計tokeiのno針hariをwo指yubiでde戻modoせばseba 君kimiはha僕bokuのno横yokoでde笑waraうのuno?
心kokoroのno奥okuにni君kimiがga刺saさったままでsattamamade
今imaもずっとmozutto抜nuけないよkenaiyo
くるくるとkurukuruto 君kimiのno影kage 漂tadayoいi続tsuduけるkeru
掴tsukaめないままでmenaimamade 僕bokuのno周mawaりをriwo舞maうu
透suきki通tooるru 君kimiがga今ima 僕bokuにni抱daきついたkitsuita
からかってるのかいkarakatterunokai?
手teのno中nakaはha空soraのno宇宙uchuu
「夢yumeでだけdedake会aえたらetara」だなんてdanante
嘘usoだよdayo
一度ichidoだけでもdakedemo抱daきしめさせてよkishimesaseteyo
忘wasuれないよrenaiyo
例tatoえばeba
時計tokeiのno針hariがga過去kakoにni戻modoってtte 君kimiをwo攫saraってきてもttekitemo
僕bokuらがraga同onaじji未来miraiをwo進susuむのならばmunonaraba
きっとkitto意味imiなんてないnantenai 解wakaるのにrunoni
開hiraくku窓madoからkara 雲kumoがga逃niげていくgeteiku 楽tanoしそうにshisouni飛toんでnde
僕bokuにni笑waraいかけてikakete手teをwo振fuるみたいにrumitaini 空soraにni消kiえてくeteku
あとato少sukoしshi このままでいいkonomamadeii?
時計tokeiのno針hariをwo先sakiにni進susuめてmete 僕bokuもmo追oいつけたらいいのにitsuketaraiinoni
心kokoroのno奥okuのno君kimiがga笑waraったままでttamamade
今imaもずっとmozutto動ugoけないkenai