冬の蜉蝣 歌詞 浅田あつこ ふりがな付

心こころがわりに 気きづいたあとは
ぬくもりさえも 消きえてくようで
来こない貴方あなたを 待まってる夕暮ゆうぐれ
哀かなしみだけが 川面かわもを流ながれます
おんなはひとりの 男性ひとを愛あいして
死しんでゆけたら 倖しあわせですか…
残のこり少すくない 恋こいの生命いのちを
燃もやす私わたしは 冬ふゆの蜉蝣かげろう

愛あいの行ゆくえを 頬ほほうつ風かぜに
訊たずねてみても 答こたえてくれず
花はなの香かおりに 抱だかれて眠ねむった
歳月さいげつだけが 涙なみだに染そまります
おんなは想おもい出で 胸むねであたため
生いきてゆくのが 一生いっしょうですか…
追おって果敢はかない 恋こいの生命いのちに
縋すがる私わたしは 冬ふゆの蜉蝣かげろう

おんなはひとりの 男性ひとを愛あいして
死しんでゆけたら 倖しあわせですか…
残のこり少すくない 恋こいの生命いのちを
燃もやす私わたしは 冬ふゆの蜉蝣かげろう