眺ながめに行いかないか 天使てんしの階段かいだん
寒さむい野原のはらを駈かけて
重おもい雲くもの傷口きずぐちから 金きんの糸いとがしたたり落おちる
風かぜも雪ゆきも話はなしやめる
ごらん そっと天使てんしが伝つたい降おりる
残のこされた迷子まいごを呼よぶ
眺ながめに行いかないか 天使てんしの階段かいだん
凍こおる水みずを渡わたって
人ひとが触ふれることはできない
人ひとが崩くずすこともできない
天使てんしだけが伝つたい昇のぼる
ごらん 白しろい鳥とりが追おいかけてゆく
どこまでも昇のぼってゆく
眺ながめに行いかないか 天使てんしの階段かいだん
寒さむい野原のはらを駈かけて
眺nagaめにmeni行iかないかkanaika 天使tenshiのno階段kaidan
寒samuいi野原noharaをwo駈kaけてkete
重omoいi雲kumoのno傷口kizuguchiからkara 金kinのno糸itoがしたたりgashitatari落oちるchiru
風kazeもmo雪yukiもmo話hanaしやめるshiyameru
ごらんgoran そっとsotto天使tenshiがga伝tsutaいi降oりるriru
残nokoされたsareta迷子maigoをwo呼yoぶbu
眺nagaめにmeni行iかないかkanaika 天使tenshiのno階段kaidan
凍kooるru水mizuをwo渡wataってtte
人hitoがga触fuれることはできないrerukotohadekinai
人hitoがga崩kuzuすこともできないsukotomodekinai
天使tenshiだけがdakega伝tsutaいi昇noboるru
ごらんgoran 白shiroいi鳥toriがga追oいかけてゆくikaketeyuku
どこまでもdokomademo昇noboってゆくtteyuku
眺nagaめにmeni行iかないかkanaika 天使tenshiのno階段kaidan
寒samuいi野原noharaをwo駈kaけてkete