1.
次つぎの次つぎの北風きたかぜが吹ふけば 次つぎの峰みねを越こえてゆける
ひとつひとつ北風きたかぜを待まって 羽はばたきをやめない
さみしい心こころ先頭せんとうを飛とんで 弱よわい心こころ 中なかにかばって
信しんじる心こころいちばん後あとから歌うたいながら飛とぶよ
ほら次つぎの雪風ゆきかぜにあおられて
小ちいさな小ちいさな鳥とりの列れつが なぎ払はらわれる
小ちいさな小ちいさな鳥とりの列れつが 組くみ直なおされる
飛とびたて 飛とびたて 戻もどる場所ばしょはもうない
飛とびたて 飛とびたて 夜よるの中なかへ
2.
強つよい鳥とりは雪ゆきが来くる前まえに 既すでに峰みねを越こえて行いった
薄うすい羽根はねを持もつ鳥とりたちは 逆風ぎゃくふうを見上みあげる
いつの風かぜか約束やくそくはされない いちばん強つよい逆風ぎゃくふうだけが
高たかく高たかく峰みねを越こえるだろう 羽はばたきはやまない
ほら次つぎの雪風ゆきかぜにあおられて
小ちいさな小ちいさな鳥とりの列れつが なぎ払はらわれる
小ちいさな小ちいさな鳥とりの列れつが 組くみ直なおされる
飛とびたて 飛とびたて 戻もどる場所ばしょはもうない
飛とびたて 飛とびたて 夜よるの中なかへ
飛とびたて 飛とびたて 戻もどる場所ばしょはもうない
飛とびたて 飛とびたて 夜よるの中なかへ
1.
次tsugiのno次tsugiのno北風kitakazeがga吹fuけばkeba 次tsugiのno峰mineをwo越koえてゆけるeteyukeru
ひとつひとつhitotsuhitotsu北風kitakazeをwo待maってtte 羽haばたきをやめないbatakiwoyamenai
さみしいsamishii心kokoro先頭sentouをwo飛toんでnde 弱yowaいi心kokoro 中nakaにかばってnikabatte
信shinじるjiru心kokoroいちばんichiban後atoからkara歌utaいながらinagara飛toぶよbuyo
ほらhora次tsugiのno雪風yukikazeにあおられてniaorarete
小chiiさなsana小chiiさなsana鳥toriのno列retsuがga なぎnagi払haraわれるwareru
小chiiさなsana小chiiさなsana鳥toriのno列retsuがga 組kuみmi直naoされるsareru
飛toびたてbitate 飛toびたてbitate 戻modoるru場所basyoはもうないhamounai
飛toびたてbitate 飛toびたてbitate 夜yoruのno中nakaへhe
2.
強tsuyoいi鳥toriはha雪yukiがga来kuるru前maeにni 既sudeにni峰mineをwo越koえてete行iったtta
薄usuいi羽根haneをwo持moつtsu鳥toriたちはtachiha 逆風gyakufuuをwo見上miaげるgeru
いつのitsuno風kazeかka約束yakusokuはされないhasarenai いちばんichiban強tsuyoいi逆風gyakufuuだけがdakega
高takaくku高takaくku峰mineをwo越koえるだろうerudarou 羽haばたきはやまないbatakihayamanai
ほらhora次tsugiのno雪風yukikazeにあおられてniaorarete
小chiiさなsana小chiiさなsana鳥toriのno列retsuがga なぎnagi払haraわれるwareru
小chiiさなsana小chiiさなsana鳥toriのno列retsuがga 組kuみmi直naoされるsareru
飛toびたてbitate 飛toびたてbitate 戻modoるru場所basyoはもうないhamounai
飛toびたてbitate 飛toびたてbitate 夜yoruのno中nakaへhe
飛toびたてbitate 飛toびたてbitate 戻modoるru場所basyoはもうないhamounai
飛toびたてbitate 飛toびたてbitate 夜yoruのno中nakaへhe