背中せなかに土つちをつけたまま
回向院えこういんから両国橋りょうごくばしへ
泣なきに来きたのか都鳥みやこどり
泣ないてたまるか 土俵どひょうの中なかにゃ
故郷くにのおふくろ 弟おととに妹いもと
食くわせる米こめが 埋うまってる
関所せきしょを通とおる時ときでさえ
相撲取すもうとりなら手形てがたは要いらぬ
天下御免てんかごめんの男おとこ意気いき
張手はりて食くらって尻餅しりもちついて
なんのどすこい 鉄砲てっぽう柱ばしら
明日あしたの夢ゆめを こめて突つく
短みじかい浴衣ゆかた 薄うす草履ぞうり
冬ふゆの北風きたかぜ 両国橋りょうごくばしで
星ほしを見上みあげる裸虫はだかむし
負まけてたまるか ザンバラ髪かみで
櫓太鼓やぐらだいこに誓ちかったからにゃ
いつかは結ゆうぞ 大銀杏おおいちょう
背中senakaにni土tsuchiをつけたままwotsuketamama
回向院ekouinからkara両国橋ryougokubashiへhe
泣naきにkini来kiたのかtanoka都鳥miyakodori
泣naいてたまるかitetamaruka 土俵dohyouのno中nakaにゃnya
故郷kuniのおふくろnoofukuro 弟ototoにni妹imoto
食kuわせるwaseru米komeがga 埋uまってるmatteru
関所sekisyoをwo通tooるru時tokiでさえdesae
相撲取sumoutoriならnara手形tegataはha要iらぬranu
天下御免tenkagomenのno男otoko意気iki
張手harite食kuらってratte尻餅shirimochiついてtsuite
なんのどすこいnannodosukoi 鉄砲teppou柱bashira
明日ashitaのno夢yumeをwo こめてkomete突tsuくku
短mijikaいi浴衣yukata 薄usu草履zouri
冬fuyuのno北風kitakaze 両国橋ryougokubashiでde
星hoshiをwo見上miaげるgeru裸虫hadakamushi
負maけてたまるかketetamaruka ザンバラzanbara髪kamiでde
櫓太鼓yaguradaikoにni誓chikaったからにゃttakaranya
いつかはitsukaha結yuうぞuzo 大銀杏ooichou