たとえば それは輪舞曲りんぶきょく ふたりぐるぐる廻まわれど
繋つないだ指ゆびほどいて 次つぎの人ひと探さがす
たとえば 難破船なんぱせんで ひとり嵐あらしを漂ただよう
波音なみおとだけがきっと 結末けつまつを知しるの
歌うたを頼たよりに辿たどれど あてにはならぬけもの道みち
恋こいの鎌かま草くさ 傷きずだらけ 動うごけなくなる
こゝろ 奪うばって 奪うばわれて 繋つながってる身体からだは誰だれ?
すべて これ 錯覚さっかくなら 醒さめるだけ されるだけ
はかなきは夢ゆめの続つづき せつなきは嘘うその響ひびき
何一なにひとつ誓ちかい合あわず 君きみと僕ぼく 切きりもなく
たとえば 欠かけていく 月つきを見送みおくる葬列そうれつ
身みの程ほど知しらずなんて とうに知しってたの
性さがを頼たよって縋すがれば たやすく切きれる蜘蛛くもの糸いと
愛あいの生いけ贄にえ 堕おちていく 暗闇くらやみのなか
こゝろ 攫さらって 攫さらわれて ほしがってた身体からだは何処どこ?
ぜんぶ それ 感覚かんかくだけ 意味いみはなく 響ひびかなく
罪つみなきは 求もとめたこと 償つぐないは殉じゅんずること
何なにもかも 手後ておくれなの 君きみと僕ぼく 霧きりの奥おく
たとえば 夢ゆめのように ふたりきりでいれたなら
誰だれにも交まじわらず 生いきていたのでしょう
たとえばtatoeba それはsoreha輪舞曲rinbukyoku ふたりぐるぐるfutariguruguru廻mawaれどredo
繋tsunaいだida指yubiほどいてhodoite 次tsugiのno人hito探sagaすsu
たとえばtatoeba 難破船nanpasenでde ひとりhitori嵐arashiをwo漂tadayoうu
波音namiotoだけがきっとdakegakitto 結末ketsumatsuをwo知shiるのruno
歌utaをwo頼tayoりにrini辿tadoれどredo あてにはならぬけものatenihanaranukemono道michi
恋koiのno鎌kama草kusa 傷kizuだらけdarake 動ugoけなくなるkenakunaru
こkoゝろro 奪ubaってtte 奪ubaわれてwarete 繋tsunaがってるgatteru身体karadaはha誰dare?
すべてsubete これkore 錯覚sakkakuならnara 醒saめるだけmerudake されるだけsarerudake
はかなきはhakanakiha夢yumeのno続tsuduきki せつなきはsetsunakiha嘘usoのno響hibiきki
何一nanihitoつtsu誓chikaいi合aわずwazu 君kimiとto僕boku 切kiりもなくrimonaku
たとえばtatoeba 欠kaけていくketeiku 月tsukiをwo見送miokuるru葬列souretsu
身miのno程hodo知shiらずなんてrazunante とうにtouni知shiってたのttetano
性sagaをwo頼tayoってtte縋sugaればreba たやすくtayasuku切kiれるreru蜘蛛kumoのno糸ito
愛aiのno生iけke贄nie 堕oちていくchiteiku 暗闇kurayamiのなかnonaka
こkoゝろro 攫saraってtte 攫saraわれてwarete ほしがってたhoshigatteta身体karadaはha何処doko?
ぜんぶzenbu それsore 感覚kankakuだけdake 意味imiはなくhanaku 響hibiかなくkanaku
罪tsumiなきはnakiha 求motoめたことmetakoto 償tsugunaいはiha殉junずることzurukoto
何naniもかもmokamo 手後teokuれなのrenano 君kimiとto僕boku 霧kiriのno奥oku
たとえばtatoeba 夢yumeのようにnoyouni ふたりきりでいれたならfutarikirideiretanara
誰dareにもnimo交majiわらずwarazu 生iきていたのでしょうkiteitanodesyou