タンポポ 歌詞 藤田麻衣子 ふりがな付

フワフワ 空そらを舞まう
あの綿毛わたげみたいに
気きままに飛とんで
風かぜに流ながされていけたら
どんな気持きもちだろう

ただ過すぎてく日々ひびに
追おわれてばかりいて
思おもうように何なにかを
残のこせるわけでもない
こんな自分じぶんにため息いき

厳きびしいことばかり
隣となりの芝生しばふは青あおい
もしも ここじゃないどこかにいたら…
うまくいくの?

ここで花はなを咲さかせよう
笑顔えがおの自分じぶん 思おもい描えがいて
歩道ほどうの隅すみで強つよく
元気げんきに揺ゆれるタンポポは
誰だれかに植うえられたんじゃなく
舞まい降おりた この場所ばしょで
咲さこうと決きめた花はな

自分じぶんに似合にあう色いろ
それさえわからない
降ふり始はじめた雨あめ
街まちには色いろとりどりの
傘かさの花はなが咲さいていく

周まわりを見みるたびに
焦あせってモヤモヤして
羨うらやましいのは やるべきことが
見みつかってる人ひと

いつも誰だれより前まえを
走はしってる人ひと かっこいいけど
春はる待まつ蕾つぼみのような
思おもいもきっと大切たいせつで
いろんな気持きもちを知しって
私わたしだけの色いろを見みつけられたなら

夕焼ゆうやけ空ぞら
雨上あめあがりの匂におい
明日あしたは晴はれるかな

ここで花はなを咲さかせよう
笑顔えがおの自分じぶん 思おもい描えがいて
歩道ほどうの隅すみで強つよく
元気げんきに揺ゆれるタンポポは
誰だれかに植うえられたんじゃなく
舞まい降おりた この場所ばしょで
咲さこうと決きめた花はな

どんなに風かぜが吹ふこうとも
私わたしも この場所ばしょで
咲さこうと決きめたから

タンポポみたいに
きっと咲さくんだから