ねむれ いつか空そらを
あまねく翔かける 鳥とりのように
ねむれ いつか野辺のべを
彩いろどる花はなのように
桜さくら 満みちる川かわに
朧おぼろの月つきも ほろほろり
夢ゆめを渡わたる舟ふねを
おまえに拵こさえようか
仰あおぐ夏雲なつぐもを 幾重いくえも束たばね
思おもいの通とおりに 漕こいでゆけばいい
ねむれ いまは空そらを
優やさしくそよぐ 星ほしのように
ねむれ いまは野辺のべを
たゆたう風かぜのように
時ときを 渡わたるゝ葉はは
秋あきにもなれば ひらひらり
人ひとを思おもう術すべを
どうして伝つたえようか
木枯こがらし吹ふく日ひも 負まけぬ力ちからを
その小ちいさな手てに 包つつんでやろう
ねむれ いまは空そらへ
願ねがいを架かける 虹にじのように
ねむれ いまは野辺のべを
浸ひたす夜露よつゆのように
道みちは行いくほどに 皆みんな 帰かえり道みち
標しめはいつでも 名なを呼よぶだろう
ねむれ いつか空そらを
あまねく翔かける 鳥とりのように
ねむれ いつか野辺のべを
彩いろどる花はなのように
巡めぐる花はなのように
ねむれnemure いつかitsuka空soraをwo
あまねくamaneku翔kakeるru 鳥toriのようにnoyouni
ねむれnemure いつかitsuka野辺nobeをwo
彩irodoるru花hanaのようにnoyouni
桜sakura 満miちるchiru川kawaにni
朧oboroのno月tsukiもmo ほろほろりhorohorori
夢yumeをwo渡wataるru舟funeをwo
おまえにomaeni拵kosaえようかeyouka
仰aoぐgu夏雲natsugumoをwo 幾重ikueもmo束tabaねne
思omoいのino通tooりにrini 漕koいでゆけばいいideyukebaii
ねむれnemure いまはimaha空soraをwo
優yasaしくそよぐshikusoyogu 星hoshiのようにnoyouni
ねむれnemure いまはimaha野辺nobeをwo
たゆたうtayutau風kazeのようにnoyouni
時tokiをwo 渡wataるruゝ葉haはha
秋akiにもなればnimonareba ひらひらりhirahirari
人hitoをwo思omoうu術subeをwo
どうしてdoushite伝tsutaえようかeyouka
木枯kogaらしrashi吹fuくku日hiもmo 負maけぬkenu力chikaraをwo
そのsono小chiiさなsana手teにni 包tsutsuんでやろうndeyarou
ねむれnemure いまはimaha空soraへhe
願negaいをiwo架kaけるkeru 虹nijiのようにnoyouni
ねむれnemure いまはimaha野辺nobeをwo
浸hitaすsu夜露yotsuyuのようにnoyouni
道michiはha行iくほどにkuhodoni 皆minna 帰kaeりri道michi
標shimeはいつでもhaitsudemo 名naをwo呼yoぶだろうbudarou
ねむれnemure いつかitsuka空soraをwo
あまねくamaneku翔kakeるru 鳥toriのようにnoyouni
ねむれnemure いつかitsuka野辺nobeをwo
彩irodoるru花hanaのようにnoyouni
巡meguるru花hanaのようにnoyouni