とけるような昼ひるの暑あつさも覚さめきった
潮風しおかぜの香かおる夜よるの砂浜すなはまふたりきり
水着みずぎの上うえ羽織はおった濡ぬれたパーカーの君きみと
隣となり合あわせで波なみの音おとをきいてた
神様かみさまお願ねがいもう少すこしだけ
この夜よるが続つづきますように
濡ぬらした身体からだが乾かわくまで
君きみの話はなしを聞きかせてよ
ふてくされた顔かおがどうしても堪たまらない
ずっと恋こいに落おちたその瞬間しゅんかんが続つづいてる
真夏まなつの夜よるはどうしてこんな
たがが外はずれたようにもう一人ひとりの
後ご押おす自分じぶんが騒さわぎ出だしてしまうのかな
神様かみさまお願ねがいもう少すこしだけ
この夜よるが続つづきますように
外はずれたリミットおさまるまで
君きみの話はなしを途切とぎれさせないでね
愛あいしてる恋こいしてる
その二ふたつが混まじりあう
見みていたくなる触さわりたくなる
ちょうど会話かいわの途切とぎれ
目めと目めがあった
瞬間しゅんかん君きみの
上目うわめを遣つかったその威力いりょくが
夏なつ物語ものがたり、キラリ と輝かがやいた
神様かみさまお願ねがいもう少すこしだけ
この夜よるが続つづきますように
乾かわいた身体からだに夜よる風かぜが吹ふく
「今日きょうはもう、帰かえろっか」
神様かみさまお願ねがいもう一度いちどだけ
この夜よるをやり直なおしてくれませんか
砂浜すなはまの向むこう側がわ
朝焼あさやけが照てらしていた
君きみの隣となりにいさせてよ
とけるようなtokeruyouna昼hiruのno暑atsuさもsamo覚saめきったmekitta
潮風shiokazeのno香kaoるru夜yoruのno砂浜sunahamaふたりきりfutarikiri
水着mizugiのno上ue羽織haoったtta濡nuれたretaパpaーカkaーのno君kimiとto
隣tonaりri合aわせでwasede波namiのno音otoをきいてたwokiiteta
神様kamisamaおo願negaいもうimou少sukoしだけshidake
このkono夜yoruがga続tsuduきますようにkimasuyouni
濡nuらしたrashita身体karadaがga乾kawaくまでkumade
君kimiのno話hanashiをwo聞kiかせてよkaseteyo
ふてくされたfutekusareta顔kaoがどうしてもgadoushitemo堪tamaらないranai
ずっとzutto恋koiにni落oちたそのchitasono瞬間syunkanがga続tsuduいてるiteru
真夏manatsuのno夜yoruはどうしてこんなhadoushitekonna
たががtagaga外hazuれたようにもうretayounimou一人hitoriのno
後go押oすsu自分jibunがga騒sawaぎgi出daしてしまうのかなshiteshimaunokana
神様kamisamaおo願negaいもうimou少sukoしだけshidake
このkono夜yoruがga続tsuduきますようにkimasuyouni
外hazuれたretaリミットrimittoおさまるまでosamarumade
君kimiのno話hanashiをwo途切togiれさせないでねresasenaidene
愛aiしてるshiteru恋koiしてるshiteru
そのsono二futaつがtsuga混maじりあうjiriau
見miていたくなるteitakunaru触sawaりたくなるritakunaru
ちょうどchoudo会話kaiwaのno途切togiれre
目meとto目meがあったgaatta
瞬間syunkan君kimiのno
上目uwameをwo遣tsukaったそのttasono威力iryokuがga
夏natsu物語monogatari、キラリkirari とto輝kagayaいたita
神様kamisamaおo願negaいもうimou少sukoしだけshidake
このkono夜yoruがga続tsuduきますようにkimasuyouni
乾kawaいたita身体karadaにni夜yoru風kazeがga吹fuくku
「今日kyouはもうhamou、帰kaeろっかrokka」
神様kamisamaおo願negaいもうimou一度ichidoだけdake
このkono夜yoruをやりwoyari直naoしてくれませんかshitekuremasenka
砂浜sunahamaのno向muこうkou側gawa
朝焼asayaけがkega照teらしていたrashiteita
君kimiのno隣tonariにいさせてよniisaseteyo