「おめでとう」
誰だれもが素晴すばらしい事ことだと信しんじる
泣ないている私わたしも
きっと"そう"なんだろうと信しんじていた
程ほどなく知しってしまうのは
等ひとしく叶かなう願ねがいはないこと
どうして生いきていなくてもいい理由りゆうのほうが多おおいの
目めを閉とじて何なにが見みえますか
鮮あざやかな世界せかいの片隅かたすみで
ただ一人ひとり色いろを無なくしたまま
俯うつむくあなたがいました
「ありがとう」
二に度目どめの命いのちをくれて
あの頃ころと違ちがう理由りゆうを数かぞえ
精一杯せいいっぱい生いきてるから
哀かなしみ避さけて人ひとはなお
順番じゅんばんを選えらぶことはできない
変かえられない苦くるしみがあるのなら私わたしであって欲ほしい
二十億にじゅうおくの音色ねいろを聞きかせて
満みち足たりる事ことなどないけれど
ただ一ひとつ約束やくそくをするから
あなたの後うしろに列ならぶと
誰だれかのために生いきることが脆もろさでも
自分じぶんのために生いきることが弱よわさでも
受うけ入いれながら 抱かかえながら 歩あるく事ことは
強つよさと信しんじたい
目めを閉とじて何なにが見みえますか
鮮あざやかな世界せかいの片隅かたすみで
大切たいせつなものを見みつけている
大人おとなの私わたしがいました
二十億にじゅうおくの音色ねいろを聞きかせて
満みち足たりる事ことなどないけれど
ただ一ひとつ約束やくそくをするから
あなたの後うしろに列ならぶと
ずっと後うしろに列ならぶと
「おめでとうomedetou」
誰dareもがmoga素晴subaらしいrashii事kotoだとdato信shinじるjiru
泣naいているiteiru私watashiもmo
きっとkitto"そうsou"なんだろうとnandarouto信shinじていたjiteita
程hodoなくnaku知shiってしまうのはtteshimaunoha
等hitoしくshiku叶kanaうu願negaいはないことihanaikoto
どうしてdoushite生iきていなくてもいいkiteinakutemoii理由riyuuのほうがnohouga多ooいのino
目meをwo閉toじてjite何naniがga見miえますかemasuka
鮮azaやかなyakana世界sekaiのno片隅katasumiでde
ただtada一人hitori色iroをwo無naくしたままkushitamama
俯utsumuくあなたがいましたkuanatagaimashita
「ありがとうarigatou」
二ni度目domeのno命inochiをくれてwokurete
あのano頃koroとto違chigaうu理由riyuuをwo数kazoえe
精一杯seiippai生iきてるからkiterukara
哀kanaしみshimi避saけてkete人hitoはなおhanao
順番junbanをwo選eraぶことはできないbukotohadekinai
変kaえられないerarenai苦kuruしみがあるのならshimigaarunonara私watashiであってdeatte欲hoしいshii
二十億nijuuokuのno音色neiroをwo聞kiかせてkasete
満miちchi足taりるriru事kotoなどないけれどnadonaikeredo
ただtada一hitoつtsu約束yakusokuをするからwosurukara
あなたのanatano後ushiろにroni列naraぶとbuto
誰dareかのためにkanotameni生iきることがkirukotoga脆moroさでもsademo
自分jibunのためにnotameni生iきることがkirukotoga弱yowaさでもsademo
受uけke入iれながらrenagara 抱kakaえながらenagara 歩aruくku事kotoはha
強tsuyoさとsato信shinじたいjitai
目meをwo閉toじてjite何naniがga見miえますかemasuka
鮮azaやかなyakana世界sekaiのno片隅katasumiでde
大切taisetsuなものをnamonowo見miつけているtsuketeiru
大人otonaのno私watashiがいましたgaimashita
二十億nijuuokuのno音色neiroをwo聞kiかせてkasete
満miちchi足taりるriru事kotoなどないけれどnadonaikeredo
ただtada一hitoつtsu約束yakusokuをするからwosurukara
あなたのanatano後ushiろにroni列naraぶとbuto
ずっとzutto後ushiろにroni列naraぶとbuto