ニットの帽子 歌詞 Official髭男dism ふりがな付

夜よると光ひかりが彩いろどる道みちは1人りで歩あるくには冷つめた過すぎた
行いき交かう人ひとの声こえにつられて思おもい出でがすぐに浮うかんでくる

君きみと別わかれてから初はじめての冬ふゆ そっと名前なまえを呟つぶやいたよ

ニットの帽子ぼうしが今年ことしも街まちに溢あふれたら
無意識むいしきに君きみを探さがしてしまう癖くせも治なおるかな?
何度なんどもこっちを振ふり向むいて浮うかべた笑顔えがおを
思おもいだす度たびに悴かじかんだ指先ゆびさきが痛いたいよ

吐はく息いきの白しろさも不意ふいに吹ふく風かぜも昔むかしは幸しあわせをくれたのに
今いまは苦くるしくて僕ぼくの行いく先さきにつきまとって忘わすれさせてくれない

君きみが一年間いちねんかんで一番好いちばんすきだった季節きせつだから余計よけいに辛つらいよ

｢去年きょねんの今頃過いまごろすごした何気なにげない月日つきひを
もう少すこしちゃんと大切たいせつに重かさねていれば良よかった｣
なんて今更悔いまさらくやんで両手りょうてをポケットに
突つっ込こんで1人歩りあるいてる自分じぶんが情なさけないな

ニットの帽子ぼうしが今年ことしも街まちにあふれてさ
無意識むいしきに君きみを探さがしてしまう癖くせが治なおっても
きっと忘わすれられない あの冬ふゆの君きみを
だって本当ほんとうに 素敵すてきだったから
だって本当ほんとうに 愛いとしかったから